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0️⃣鬱の始まり。その2【アルバイト編】コロナ禍の中で起こった“絶望の出来事"が鬱の引き金となり、引きこもり生活へ

①[海外生活編]からの続きになっています。
この2つの記事は、自分がどのようにして
鬱になって、2年も引きこもるようになったのかを書いています。


自分は関係ないって思ってる人でも
鬱というのは、何時なるかは分かりません。


鬱という言葉は、それまで自分の生活とは
無縁だと思っていました。


自分に限ってそんなことはないと信じ
テレビや新聞で報じられていても
「他人事」のように感じていました。


けれど、気づけばその闇は
じわじわと心を蝕んでいきました。


少しずつ心と身体が
ダメージを受け、蓄積されていきました。


はじめはただの「気分の落ち込み」だと思い
疲れのせいにしてやり過ごしていましたが


ほんの小さな心の傷が毎日のように積み重なり
気がついた頃には限界を超え立ち上がることも
難しくなっていました。まるで静かに身体に
まわる毒のようです。


いつの間にか日常の一部となり
自分の中で存在感を増していきます。


「このままではいけない」と思う反面
抜け出す方法もわからなくなります。


深い泥沼にはまり込んでいく
ような感覚になります。


「自分には関係ない」と思っていた私も
例外ではありませんでした。


誰にでも、いつ訪れるか分からない。
誰にでも起こり得る事です。


そんな静かな危機が、いつも私たちの
そばにあるのかもしれません。


前置きが長くなりましたが
本題に入ってきます。


1. 『夢の海外挑戦。日本での現実と孤独』
2. 『絶望の引き金になった隔離ホテルでの悲劇』3.『絶望の果て。そして再生の旅立ちへ』

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