幽霊なんているわけないけど衝撃の体験をした
神様とか幽霊とかって宗教的な都合とか精神病の人の妄想とかから生まれたものとかだと思ってて、俺は信じていない。そんな自分だけど、つい先週少しその考えを少し見直すべきなのかと思うような現象が起きたので長くなるが、報告しておきたい。
俺も嫁も少し前から「早く子供欲しいね」と意見で合致しているのだけど、嫁は半年くらい前に赤ちゃんを出産したお姉さんとLINEで妊婦生活に関する話をしてた。嫁はお姉さんから「妊娠する前に麻疹とかおたふく風の予防接種はしっかり打っておいた方がいい」というアドバイスを受けたらしい。
そのアドバイスで思い出したのだけど、俺は小さい頃、風邪を引いてばかりで麻疹もおたふく風も予防接種は打てていない。大学生の頃に親に「今度こそ打っておきなさい」と注射代を渡されたりしたものの、後回しにしたままいつのまにか社会人になってしまった。
嫁も義母さんに確認をとったところ打ってなかったことが判明した。
麻疹の予防接種を受けると2ヶ月は女性は避妊が必要らしく、更に嫁も俺もコロナワクチンが途中で、それを考えると4ヶ月ぐらいは妊娠を避けなければいけないということもわかった。
更に近々本格的に子作りにあたる上で俺も少しネットで調べたのだけど、女性の排卵日前後を狙って性交しても確率は30%ぐらいらしく、妊娠は結構な運ゲーらしい。望んでなくてもあっさりできことがあるし、望んでもめっきりできないこともあるのが妊娠ということなのだろう。
そんなことも考えた上で嫁としては妊娠には時間もかかり、妊娠適齢期が過ぎていかないか不安に思っていた。
話は一転するが、つい先々週の水曜のこと。妊娠に関する悩みや祝日問わず出勤させられる職場への悩みを抱えていた嫁がふと同僚の子と目があった時に突然「大丈夫?」と声をかけられたらしい。お互い仕事中だったこともあり、その女性は「しっかり話したいなぁ」と言ってその場を立ち去ったらしい。さらに嫁の話を聞くと、その人は人より感覚が鋭いと噂のある人らしい。仕事から帰ってきて晩御飯食べてる時にそんな話を聞いた。
先々週の末に入り、遅ればせながら実家の仏壇にお線香をあげに行った。お盆は雨で、お彼岸も仕事に追われて墓参りにはまだ行けてなかったので、せめて仏壇だけでもと実家を訪問した。
帰り際に俺と嫁と母の3人で話している時に嫁が改めて麻疹とおたふく風邪の予防接種を俺が受けていないのかを母に確認した。
やはりいつも行けそうなタイミングで風邪をひきがちで打てなかったという話だった。
母から俺は「これから子供できたりするんだろうから早く打ちなさいね、あれだけ言ったのに」と注意された。
母には俺と俺の姉の間に一人授かった子がいたのだが、予防接種を打っていなかった母は妊娠中おたふく風邪に罹り、結果その子は生まれることができなかった。母は内容としてはかなり重いそんな話をサラッと嫁に話した。
俺はその話を昔から何度か聞かされていたが、嫁と改めてその話を聞いて、改めてお互いしっかり予防接種を打って万全な状態で授かろうという認識を固めた(遅い)。
そして、先週末には念には念をということで麻疹とおたふく風邪の抗体検査を受けに行った。
そんなことはないとは思うが、いつのまにか麻疹とかおたふく風邪を患っていて抗体ができてれば予防接種はパスできるためだ。
結果は後日電話でということになった。
その日、家に帰って嫁とリビングで晩御飯を食べていると、隣の部屋から「ガタッ」という音が鳴った。
家鳴りが起きた。嫁は「普段は家鳴りなんてならないのに」と慌てだしたが、その間にも違う場所から「ポトッ」という音が鳴った。
全くスピリチュアルを信じない俺としては磁場の乱れ的な何かかと思い嫁をなだめた。内心では確かに珍しいことではあるなとは思った。とりあえずその日は時間の経過とともにそんなことは忘れて月末めっちゃくちゃ追い込まれてる仕事を徹夜で進めた。
その次の日も朝の4時ぐらいまでギリギリまで仕事して、クマができた状態で帰ってきた。
俺がスーツを脱いでいると、嫁がこないだの職場の人の話をしてきた。
その同僚の人とじっくり話す機会ができたらしく、その話の内容に俺は震撼した。
同僚の人曰く「たぶん宮本さん(嫁のこと)関係じゃなくて、旦那さん(俺)関係だと思うんだけど。俺と施設長(姉)の間に生まれる予定だった子じゃないかと感じてるんだけど。最近子供のこととかもあるだろうからそれで憑いてる」とのこと。
(ややこしい話をするが、俺の嫁と俺の姉は同じ職場で、姉の「絶対にあんたに合う子がいる」という紹介で嫁とは知り合った。結果、こんなに心が落ち着く人がいただろうかというぐらいにはすぐ打ち解けて、付き合うことになって、コロナだから会えなくなるのもあって同棲始めて、結婚して今に至る。アッネ凄い)
俺としてはその人が行動科学とか心理学かなんかに長けた人なのかと思って、なんか材料与えてないかとかトリックらしきものはないのかを嫁に問い詰めた。でも、どうやら俺と姉の間に死産した子がいることとか子作りで悩んでる話なんて、その人にわかるような要素は職場で何もないらしい。姉が何か先に吹き込んだのかとと思ったけど、姉もその人の話を一緒に聞いて驚愕していたらしい。
正直その日の言われたことは流石の俺でももしかして本当に第六感で何かを解析できる超人がいるのではないかと思ってしまったわ。
一人かくれんぼなんてしても幽霊なんか出るわけないと試しに実証した俺でさえ少しプルったわ。
その人の話ではその霊みたいな何かは悪さをしようとかそういうのはないようだという話だった。但し、これから子を作る上で何かしらに触る可能性もあるようで、その人の教えで粗塩(伯方の塩しかなかった)を入れた風呂に今日から数日入ることになった笑
あと明日からこの家に卵ボーロとかベビーカステラとか牛乳とかお供物として出さなきゃいけないらしくて逆にビビっている。
逆に集団ヒステリック的な何か起きそうだし、逆に家の中でお供えとかすんの怖くないスカ!?!?
そもそもなんか逆に呼び寄せる儀式みたいで怖いと思った。とりあえず墓参りぐらいは行っとこうと思った。
最後に、今回の話は話を全く盛ることなくありのまま実話である。この件を通しも霊がいるというのは信じてない。でも第六感が優れた人間はいるのだなと思った。
霊的な話になると毎度俺が提唱してきた論だけど、おっぱいだけの幽霊が見えたという話が出てこない限りそんなもんのはいないということだ。
よく幽霊が見えたみたいに言う人は足が見えたとか手が見えたとかいうけど、じゃあなぜおっぱいは出てこないのか。その点おかしいと思う。動物の幽霊が少ないこととか、恐竜とか虫の幽霊の話はほぼほぼ無いこととかを考えるとやはり幽霊なんていないでしょということになる。
大人になってしまった今ではそんなの考えることさえ恥ずかしいのだけど、まぁ今回の件についてはさすがに職場の人すげぇと思ったので記させていただいた。
以上です。