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#131応募シールを集める。

まだ30代の頃、ちょっとした楽しみに食品についているシールや応募マークを集めていたことがあります。子どもたちが小学校でベルマークを集めていたので影響されたのでしょう。残念ながら一度も当たったことはありませんでした。わたしの日頃の行いが良くないからでしょうか(笑)。

今回、久しぶりに丸美屋の応募券を集めています。ティファールの調理用具が毎週100名に当たるからです。全部で6枚の応募券が必要で、わたしはあと残り2枚を手に入れなければいけません。よく購入するのは麻婆豆腐の素なのですが、この夏は畑で茄子がよく取れたので麻婆茄子の素も買ってみました。なかなか美味しいです。

さて、丸美屋について記事を書くつもりでいたのに、わたしの自由気ままな脳みそには「ヤマザキ春のパンまつり」の「白いお皿」のことが思い浮かんでしまいました。ミドリーがバイトをしているコンビニにも「白いお皿」の引き換えにやってくるお客さんが結構いたという話を思い出したからです。

どれどれ、調べてみるか。ネット検索してみると、なんと2022年までに累計交換枚数が約5億5千枚というではありませんか!

ヤマザキの「白いお皿」プレゼントの始まりは1981年、この時は食パンのみが対象となっていたそうです。ここから「パンまつり」は劇的に発展していき、プレゼントのお皿も製造されるパンも、次々に新作が発表されていきます。

1984年 白いサラダボール(ランチパックが発売される)
1986年 白いモーニング皿(コッペパンが発売される)
1987年 白いグルメ皿(まるごとソーセージパンが発売される)
1989年 ワンディッシュ皿(ダブルソフトが発売される)
1991年 デリッシュボール(まるごとバナナが発売される)
1992年 白いフレンチボール(ホワイトデニッシュが発売される)
1993年 白いフローラルディッシュ
1994年 白いファンタジーボール:初の小鉢タイプ
1996年 白いワンディッシュ
1997年 白いスノーレッツ皿(新食感宣言が発売される)
1999年 白いワンディッシュ(北海道チーズ蒸しケーキが発売される)
2000年 大きなワンディッシュ
2001年 白いモーニング皿(薄皮つぶあんぱんが発売される)
2005年 白いモーニングプレート
2007年 白いスクエアプレート
2009年 白いおしゃれ小鉢(ふんわり食パンが発売される)
2012年 白いモーニングボール:交換枚数歴代1位
    (ロイヤルブレッドが発売される)
2016年 白いフレンチディッシュ(レーズンゴールドが発売される)
2018年 白いスクウェアディッシュ
2022年 白いスマイルボウル
2023年 白いフローラルディッシュ
2024年 白いスマートボウル

どうでしょう、このずらりと並んだ歴代の「白いお皿」たち。お皿と共にその年に発売になったパンまで添えられていると、ちょっと小腹が空いた時、安くて美味しいヤマザキの菓子パンたちに、親子でお世話になってきたなあと、懐かしい思い出がよみがえります(今でも時々、山登りやハイキングのお供にランチパックやソーセージパンをいただくこともありますが)。

HPには、それぞれのお皿に、どのようにパンを盛り付けるとよいか、或いはパンのお供にすると美味しくいただけそうなサラダやスープについても解説がされています。「白いお皿」ってただのおまけじゃなくて、パンの製造・開発と足並みを揃えて生み出されてきたものだったんですね。

わたしのように大雑把な人間は「白いお皿なんて、お皿かお椀かの区別があればいいんじゃない」と思いがちなのですが、こんなにも形や用途にこだわりを持ってつくられた「白いお皿」の歴史を目にすると、「細やかな気配りを大事にしつつ、新しいもの作りを楽しもうとする精神が、いかにも日本人らしいなあ」と感じてしまいました。一つの食品会社の長年に渡る企業努力の中にも、日本人のDNAがしっかりと息づいているとみて間違いないのではないでしょうか(来年の春は「ヤマザキ春のパンまつり」に、わたしも参戦せてみようかなあ)。

さて、お楽しみが終わったところで、わたしは丸美屋の応募券をゲットするために本日の買い物に出かけてこようと思います(笑)。





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宮本松
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