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僕がコーチングを学び始めた理由

最近、コーチングを学び始めた。

コーチングには様々な流派があるが、業界に詳しい人に聞くと、日本ではコーチエィとCTIジャパンが2大流派として君臨し、そこを起源に様々な流派に枝分かれしているらしい。僕は両方の説明会に参加し、CTIジャパンで学ぶことに決めた。受講料として既に50万円以上を入金し、今後もまだまだ入金していく予定。本流のコーチングを学ぶのは、たいへんにお金がかかる。

そもそも、僕がなぜコーチングを学ぼうと思ったのか。それは約2年前、実際にプロコーチをつけてみた経験からきている。

当時の僕は疲弊していた。創業まもないスタートアップに一人目の人事として入社し、いわゆる「ぼっち人事」として1年が経過しようとしている頃。毎日大量の採用オペレーションを回しつつ、給与計算や入退社手続きなどの労務対応を行い、評価制度をゼロベースで策定し運用にのせ、ミッション/ビジョン/バリューを経営陣と改定し、マネージャー向けの研修を企画していた。

あわせて、社員のみんなが飲み食いする水やお菓子を毎朝補充し、自分のデスクの目の前にある代表電話に出まくっていた。社員全員でゲームをする忘年会の幹事もしていた。社員数が60-70名になってきた頃、これらの業務を「ぼっち人事」として対応するのは難しく、あわせて人事という職業柄、取り扱う情報の機密性が高く、事実を開示して相談できる人はいなかった。

そんな中で、たまたま知り合いからプロコーチを紹介してもらった。プロコーチは守秘義務が絶対なので、事実や本音を周囲に相談できない人事にとってはピッタリの相手。しかもそのコーチは、IT系スタートアップのぼっち人事経験者で、IPOも経験している。自分と似た経験があるからか、初回のお試しセッションでイチ話せば10を理解してくれる、そんな感覚に感動した。

1回のコーチングが約1〜2時間で、料金は2万円。当時の僕にとっては高額な出費だったが、お試しセッションでコーチングの魅力にハマり、月1回のコーチングを約半年継続した。

コーチングを受けるたび、考え方や行動が変わっていった。はじめは他人に相談できないことをコーチに吐き出すだけで大きな価値があり、スッキリ生きられるようになった。コーチの質問に答えることで、自身の価値観が言語化され、物事の優先順位が変わり、より自分らしい生き方ができるようになった。ときには現状を俯瞰したり、時間軸を変えて考えたりすることで、人間関係の悩みも解消された。

自走できる感覚を持つことができるようになり、約半年におよぶコーチングは終了した。この経験から、僕はいつかコーチとしてコーチングを実施できるようになりたいと強く思うようになった。自分と同じような悩みを抱えている人を救いたい。また、ぼっち人事の会を主催するようになったのも、同じような動機からきている。とにかく、過去の自分を救うのだ。

そんなこんなで、ここからは宣伝。
見習いコーチとしてコーチングを始めたので、もし興味を持った方がいれば、以下のリクエストフォームからご依頼ください。

また、僕のコーチングを受けるほどでもないけど「そんなにコーチングスクールの費用がかかるなら、少しくらい寄付してもいいよ」という心優しきあなた。以下の「サポートをする」という素晴らしい機能をお試しください。あなたの寄付が、僕を救い、人事を救い、ひいては日本のスタートアップを救います(笑)


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みやもとかずのり
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