バリューの浸透方法をまとめてみた
ミッション・ビジョン・バリューといった経営理念をさだめ、ガクブチに入れて掲げている会社は数あれど、それを組織に浸透させるのはなかなか難しいものです。特にバリューは価値観や行動指針と同義であるため、社員が単に「知っている」だけではダメで、バリューを軸に「行動している」「判断している」というレベルが本来は求められます。
今回は、そんなバリューを組織に浸透させるための手段をまとめてみました。(あくまで手段ですので、バリューを浸透させる目的を知りたい方は、ビジョナリーカンパニーなどの書籍をお読みください 笑)
縦軸は能動(自ら使う)⇔受動(受け身でインプットする)、横軸は時間軸です。ともすると浸透施策はクレドカードが配布されたり、ポスターが掲示されたりと社員にとっては受動に偏りがちです。そのバランスを考慮し、いかに社員に能動的に使ってもらう工夫ができるかが浸透の肝と言えます。
一方、横軸の時間軸で見ると、入社前の選考時からバリュー浸透の試みは始まっています。バリューの存在を知ってもらい、深い理解や共感を促進する働きかけができているかどうか。また、面接時にバリューを体現するポテンシャルがあるかどうかを、過去の行動などから見極めていくのも重要です。
今回はバリューの浸透段階を「認知」「理解」「共感」「行動」の4段階とし、各施策が目標とする浸透段階で色分けしました。浸透は順々に進むため、時間軸の中で各施策をどこに配置するのかも設計上は意識したいところです。
バリュー浸透施策を検討する上で、少しでも参考になれば幸いです。
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