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イタリアのヴァレンタインデーちょい事情と、バラと環境問題
今日はヴァレンタインデーでしたね。
イタリアでは
「Giorno di San Valentino ジョルノ・ディ・サン・バレンティーノ」=聖人ヴァレンティーノさんの記念日で、
「Festa di innamorati フェスタ・ディ・インナモラーティ= 恋人たちのお祭り」ということになっている。
恋人でも、夫婦でも、イタリアなので、いつにも増して男が女を甘やかす日で(笑)、花束やらプレゼントやら豪華ディナーやら旅行やら、みんな思い思いのプレゼントをする。
もちろんチョコレートをプレゼントする人もいる。老舗のイタリア高級チョコレートが王道だったけど、最近は有名スターシェフのチョコレートや海外高級ブランドのチョコレートをプレゼントするイタリア人も増えている。
花より団子、ロマンチックより実利を、という女子はイタリアにも増えているらしいけど、やっぱりお花は嬉しいわ💕というタイプも根強くいて、そんな女性に人気なのは、なんと真っ赤なバラだそうだ。でも、今夜テレビのニュースでちらっと聞こえてきたのは、バラは真冬に咲く花ではないので、南の国から運んでくる、または花の栽培で有名なオランダ産のハウスもの。だからヴァレンタインデーに赤いバラを買うことは、膨大なCO2排出や膨大な水の使用に寄与しちゃうから、冬に咲く、地元の花を贈りましょう、と言っていた。
でも、プレゼントが花束にせよ、チョコにせよ、日本のように、女子が男子に告白する日、みたいな意味合いは全くない。そしてイタリア女は、告白したければいつだってするし、男が告白してくれるのを待ってなんかいないのだ。笑
というわけで、明日はスペインで発見されたカカオが、トリノでチョコレートになり、世界へ広まっていった、そんな歴史話を書きます。
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