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【12年勤めた会社を辞めました】個性が最大限に発揮できる環境をデザインする

2024年9月に、新卒から12年勤めた会社を退職しました。
退職から3ヶ月、今の気持ちを忘れないうちに、書き残しておこうと思う。

きっかけは友人の一言

2人目の子供を出産して半年が経った頃。
これまで副業としてやっていたイラスト業が少しずつ増え始め、新たにチャレンジしたいことも湧き出てきて。

この先、何を柱としてやっていこう。

そんな悩みが出てきた。

いや、本音ではずっと「イラストを本業にしたい」と思ってた。
けど、当時は育休真っ最中。
12年もお世話になっておいて、今仕事辞めます!は非常識すぎるよな〜〜〜

それに
安定的な収入がなくなっても大丈夫?
強みである不動産やリフォームの最先端の知識や業界動向に触れられなくなってもいいの?
大好きな会社の人たちとの関係性がなくなっちゃうんじゃない?
あれやこれや、大丈夫ー?!

いくつもの不安が、心の中のブレーキをかけてた。
今じゃない、よなぁ。

そんなブレーキを緩めてくれたのは、ZEROSCHOOL同期であり、数ヶ月前に仕事を辞めた友人まみちゃんの言葉だった。

「手放すのは怖い。でも、それを見て見ぬふりしたら、もっと本質的なものを失うんじゃない?」

何かのプロフェッショナルになりたかった

話は少し遡って。
私がイラストレーターを志したきっかけは、「自分の描いたもので誰かに喜んでもらえる瞬間がめちゃくちゃ嬉しい!」という気持ちだった。
でもその根底に「何かのプロフェッショナルになりたい」という願望があったと思う。

プロフェッショナル。
職人のような、これ1本で食ってます!みたいなイメージ。

当時「バリキャリ女子が産休を機に好きなコトで生きていく戦略を練る」というタイトルでインスタを始めたのも、そんなプロフェッショナルへの憧れから来ていた気がする。

(5年前。よくこのイラストを投稿しようと思ったな…漢字間違ってるし。)

けど、どれだけイラストを練習しても、お仕事を貰えるようになっても、周りには自分よりも経験を積んでいて、上手い人が無限にいる。

新たな挑戦をしようとしても、「周りの人達と比べたら自分はまだまだ歴も浅いんだから、ふさわしくないんじゃない?」って思ったり。

お仕事を頂く以上プロとしてやっている自覚はあったけど、
心の中ではずっと「まだまだ」と認めない自分がいた。

この状況を変えようと決意した2024年は、
とにかく専門性を極めまくる…のではなく、
とにかく色々やりまくる!!
な1年になった。

・イラスト
・デザイン
・パース制作
・ラジオ
・学校での講和
・夫婦でマルシェ出店
・仲間達とイベント開催

イラストとデザインはまだしも、やったことないことばかり…!

色々試して、味わってみて、分かったことがある。
それは…私の最大の個性は「最上志向」であるということ。

やったことのないジャンルのイラスト仕事を貰えば、どうしたら実力以上の力を発揮できるか研究するし、
プレゼンの場があれば、最大限に自分を魅せられる方法を考えて練習しまくる。

これまでの過去を振り返って見ても、
人から頼られて、その期待をいかに超えられるか。
自分が自分に感動できて、周りにいる人も感動させられるか。
そんな体験の積み重ねが、少しずつ自分をアップデートさせてくれていたように思う。

そうか。

ずっと何かの職種のプロフェッショナルになりたいと思っていたけど、その時々で最高を目指したくなる姿勢そのものが、私のプロフェッショナリズムだったのかも。
(書いていてちょっと恥ずかしい。笑)

そう思い始めた頃に、本業である不動産のお仕事を続けるのか・・という冒頭の悩みに至ったのである。

自分自身の個性が最大限に発揮できる環境を、自分でつくる

私にとって本質的なこと。

その正解はまだよく分からないけど、一つ言えるのは、
自分自身の個性が最大限に生きる環境を自分でつくることって、めっちゃ大事じゃない?!
ってこと。

最上志向。
そして、未来志向でそこに向けて集中し努力していける個性。

この個性を、
2人の子育てをしながら、
1日数時間の不動産のお仕事をしながら、
存分に発揮できるだろうか?

答えは、
「いや、それは、無理だわ〜〜〜!!!」
だった。
(というか今までもだいぶ無理してきてた。汗)

そんなこんなで、大好きな会社を辞める決断をしたのでした。

なので、
イラストのお仕事を本業にするために仕事を辞めた。
というよりも、
イラスト含め、やりたいこともろもろ、最高のパフォーマンスを発揮するための環境をつくる決意をした!
という感覚かなぁ。

辞めたことで得られたもの

辞めたことで、失うものは沢山あるだろうなって思ってた。
けど、実際はその逆で。

これまで副業としてやっていたからリアルの知り合いにはあまりオープンにしていなかったけど、今の働き方を知って応援してもらえたり。

辞めた会社から、お仕事の依頼をもらえることになったり・・!(嬉しすぎる…)

何より「みやも」という匿名の存在が、自分と重なり始めた感覚がある。

いや元々自分なんだけど。笑

「みやも」として、周りの目を気にせず自由にチャレンジするぞ〜!
って思ってたのが、少しずつオープンになってきた感じ。

おかげで、行動が少し軽やかになってきた・・かも?
これは想定外の副産物だった。

この先、どうなっていくかは全然分からないけど。
これからも、試行錯誤しながら進んでいきます!

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