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風俗嬢との出会い⑤

⑤-1 葛藤

それからは、週に一回のペースでソープに行き、Rちゃんに会いに行っていた。

会えば会うほどRちゃんのことをもっと知っていきたいと思う自分がいた。これはやばいぞ…と思っても遊びに行くペースを減らすことができない。所詮はキャストと客の関係。遅かれ早かれ別れの時は必ずくる。入れ込んでも良いことなどあるはずがない。それでも通ってしまう自分がいる…

Rちゃんの昼職が忙しくなりLINEの連絡回数が減っていた。1日置きだったLINEのやりとりが2日置きになっていった。仕事も多忙&私以外のお客さんともLINEのやりとりをしているから返信が遅くなってしまうのはしょうがないことだ。心の中では、わかっているはずだが、不満が溜まっていく…

ある日、ソープに遊びに行ったときに「最近LINEの返事全然できてなくてごめんね。」とRちゃんに謝罪された。「忙しいんだから、しょうがないよ!Rちゃんのペースでね!」と私は答えた。

けど、Rちゃんは謝罪したにも関わらず、、、私からのメッセージを既読スルーしてきた。私は、溜まってきたものが爆発し、今までの不満をLINEでぶちまけてしまった、、、

やってしまった、、、LINEを送った後にすごく後悔した。これはLINEブロック&お店を出禁にされてもおかしくないレベルだ、、、私は、よく周りから穏やかで優しくて怒らなそうと評される。ただ、溜まると爆発してしまう悪い癖がある…

Rちゃんから返信がきた。

Rちゃん「ごめん、返信したつもりだったけど送信ボタンを押せてなかった…」

私「そーなんだ、ちょっと今日の夜電話できる?」

Rちゃん「少しだけなら平気だよ!」

その夜、Rちゃんと電話をした。私は、急に不満を爆発させてしまったことを謝罪した。そして、LINEの返信など不満に思っていることを話した。Rちゃんの回答は以下の通り。

・そもそもLINEをするのがあまり得意じゃない。友達とのLINEでも返事が遅いことが多い。

・お客さんとのLINEでずっと途切れずに続いているのは私とだけ。

それを聞いて、、、

私「そうだったんだ、Rちゃんのこと全然わかってなかった…ごめんね。LINEもいつも付き合ってくれてありがとう。」

Rちゃん「私もごめん…不満に気付いてあげれなくて。本当にごめ、、、」

Rちゃんは泣き出してしまった。

Rちゃん「ごめんなさい、、ごめんなさい、、不満を持たれるぐらいならもうお店にはこないでほしい。」

私「そんなこと言わないで!Rちゃんともっと仲良くなりたいから、俺も思っていることを話したんだ。俺の方こそ本当にごめんなさい!」

なんとかその場を収めることができた。Rちゃんからは、次からは不満を爆発する前に思ったことを話してほしいとお願いされた。

私は、自己嫌悪した。何やってるんだろう、、、彼女のこと全然わかってないじゃん、、、

今回の件で、お互いに思ったことを話せる関係になり彼女とは、より一層仲良くなった。そして、私は1番抱いてはいけない感情を持ってしまった。そう、彼女のことが好きになってしまったのだ。

※風俗嬢との出会い⑥に続く

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