23/2 和歌山・奈良紀行①
夜行バスで関東から数時間。揺れる道路でよく寝れぬまま、地図を開くと名古屋都市高に入っていた。
※本編は名古屋の朝を歩くだけなので、和歌山を見せろという人は③まで飛ばして頂きたい。
早着により名古屋4:55着
大須観音へ歩く。駅すぐの市場、もう既に荷物を下ろして作業を始めていたところ。
おじいちゃん達の掛け声で、あまり眠れていないが目が覚める。
伏見駅付近。都市空間の参考になりそう。
やはり東京よりも都市空間に余裕を感じる。良くも悪くも街並みに統一感はなく、高さやデザイン、面積はバラバラである。
これがたくさんある。24時間百円で安いが、防犯性を考えると微妙か。
長期に置いておくには適さない。
併設されていた。使用開始時間が9時からと、この時間なら正直地下鉄やバスで良くないか。500円なので1日券と大差ないし。
まあ手段が多いのは良いことではある。ただ地下鉄の始発が出る前とか、そういう需要は想定してないのかな。
碧海信用金庫のビルがかっこいい。この辺は結構挑戦的な建築が多く見飽きない。
夜明け前の静かな白川公園。これはなかなか雰囲気が良い。
都市の造りに対して斜めの水道が、デザイン的にもとても優れているように感じられる。
良すぎる。旅先の街の朝焼けほど素敵なものもない。
自転車レーンの驚異的整備率に驚きつつ、大須観音へと抜ける。地元の老夫婦が朝の散歩に来ていた。雰囲気がとても良い。
ひとつひとつの空間が良い。街とコミュニティをお絵描きした感じだ。
別の小道を経由して、地下鉄の駅へ。
丸の内駅、やはりホームが広すぎる。桜通線どれだけ金掛かってるんだ。
何気に地下鉄に乗るのは仁川市営地下鉄ぶりである。1個前が韓国とは。
韓国の帰りに実は愛知県によっているが、常滑のイオンで味噌カツを食って羽田便に乗り継いだだけなので、名古屋市までは来ていないのだ。
行き先が変わっている!!マジか!
行き先の駅を変えるって大変だよなあ、よくやりましたな…
朝飯は駅釜のモーニングセット。これ知っている人が多いのか、7時の開店前にはすでに行列ができていた。早く来たつもりだったがそれでも開店と同時には入る事ができなかったので、やはり名古屋の朝文化はすごい。
自由席特急券を買って、少し早すぎる気もするが1両しか自由席が無いのでホームへと向かう。
新車かっこよ、これから古いほう乗るんですが笑
しなの、ひだ、南紀と表示の並ぶホームに見とれる。これぞ旅情よ。これよ。
長野も高山も紀伊勝浦も同等に美しい響きがある。
我らが東京駅じゃ特急は並ばないしターミナルも上野と新宿に分散してしまっているからこうやって一堂に会することはない。ああ、極上の景色よ。
自由席の列に一番乗りする。万が一にも、履修ミスを起こさないために地図を見てどちらが海向きかは確認しなくてはならない。山など群馬にたくさんある。
ピカピカのひだ号に後ろの貨物が反射していった。ああ美しき。
特急に乗っても破産しない旅ができるようになった自分に感激する。ああ、働く価値ってこういう事だよな。高校の頃よりも圧倒的に世界が広がった。
しかし所詮は仕送りとバイトのハイブリッドである。しっかり大学は卒業しなくてはならない。
無事海側席は取れた、はず。
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