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妊娠糖尿病のころ(4) 食事日記は、本当に大事。


■妊娠中期(なのか?)は、12-10-10-14くらい。

前回の写真(自己管理ノート)でもわかるように、妊娠17週目くらいに、インスリン量が安定した=気分の安定するようになってきました。そのときで、10-12-10-14です。

19週目に10-10-10-14とちょっと減らしてから、このインスリン量を2か月ほどキープし、その後ちょっと増やしたりちょっと減らしたりをちょこちょこ行い、28週目に12-10-10-14で安定。

それから1か月弱は、それを基本としながら、10-10-10-14にしたり、10-12-10-14にしたりなど、その時々で少しアレンジするようにもなっています。
そう、アレンジできるようになってくるんですよね。人って、進化するんです。

■食事日記をつけると、自分の身体の傾向が見えてくる。

妊娠糖尿病だと言われた次の日から、食事日記をつけました。
そこの病院の先生(糖尿病の専門の方)に指導されたからです。

正直、めんどくさい~って思っていました。
食べる前に写真を撮って、それをノートに記録したのだけど、まず、食べる前に写真を撮り忘れるし、文字だけだとどのくらい食べたかもわかりにくい。

なので、途中から、写真撮影(忘れないように頑張る!取り忘れたら、食べた後の皿だけでいいので撮っておく)したものをコンビニで小さいサイズでプリントアウトして、それをノートに貼ることにしました。

下の写真のような感じです。

20週目半ばの日の食事日記。この日のインスリン量は、10-10-10-14。食べ過ぎてしまった気がした夕食の後、血糖値測定までの30分のあいだに「その場足踏み」を10分したとのこと。こういうこと、よくやりました。これで良し、と思う。

この食事日記に、計った血糖値を赤ボールペンで記入。
こうすることで、反省できたり、意外な発見があったりしました。
この、赤字チェック、すごく大事だったと思います。

また、別の日の食事日記はこんな感じ。
21週の終わりのある日。この日のインスリン量も、10-10-10-14でした。

昼は、友達とガツンと野菜ビュッフェとローストビーフ。野菜とタンパク質なので、そこまで上がらないはずだけど、でもでもそれでも、ジャガイモやローストビーフのソースなど、血糖値的に危険な香りのするものが多数。

この日のランチは、友達とのガツンとランチ。
楽しくお話しながらも、ビュッフェの品をテーブルに持ってきたところで、「ちょっと注射打ってくるわ」と、トイレに行って、腹を出して、ぶすっと一刺し。

がしかし、ここに書かれているように、うまく入らなかったみたいで、インスリンが流れて、たらたらたら~と腹を濡らしました。

こんなことほとんどなかったんだけど、多分、友達を待たせているので焦っていたのだと思います。
どのくらいが体内に入ったのかわからなかったので、単位を追加するのも怖い。
ので、そのままでGOしました。

結果、食後30分の血糖値148。
体感として半分くらいしかインスリンを注射できなかった感じなので、それで148は、頑張ったほうだよ自分、と思うことにしました。

■私の体は、トーストは大丈夫だけど、パスタはNG。

そんな風に赤字チェックしていくと、炭水化物でも種類によって血糖値が上がりやすいものとそうでもないものがあることに気づくようになります。

私の場合は、8枚切りの食パンのトースト1枚なら、全然問題なかったです。玄米ご飯も100グラムくらいなら大丈夫。
でも、同じくらいの量のパスタを食べると、一気に140とかになっちゃう。

ネットでいろいろ調べたけれど、各人によって、そういう特性は違うんだなということがすごくよくわかりました。

だから私は、しばらくはパスタは食べないことにしました。大好きだけど、数か月の辛抱だし、と。
あと、冷やし中華も、全然ダメでしたー。まあ、つゆが甘いよね、無理よね。

そうやって、自分の特性がわかってきたことで、以前よりはかなりましな気持ちで、妊娠糖尿病と付き合っていけるようになりました。
とはいってももちろんいつも、「あーチョコ食べたいー」とか思ってはいたんですけれどね。

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