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ドラマ視聴 記録帖(2024年9,10月
■『光る君へ』。好き。
先週、『光る君へ』の未視聴分3話分くらいを、じっくりと見た。
本当にこの世界観、すばらしい。
ストーリーのつながりもとてもいい。
それにしても、伊周は呪詛が効かなすぎるので、別の呪詛法にした方がいいんじゃないかと思う。
もう少し柔軟だとよかったよね。
■朝ドラ。『虎に翼』が終わり、『おにぎり』スタート。
『虎に翼』も半分くらいのところで脱落してしまいました。
この朝ドラはとても評判がよくて、なんとなく知的な方々がとても高評価をしていて、ああ、私はそんな人ではないのかもしれない、という思いが静かに沈殿し続けてきたこの3か月くらい。それが本当に静かなものだけど、澱のように私の中のどこかにたまっているような気がする。
調度品やお洋服などはとても興味深く拝見しました。
そして『おにぎり』がスタート。どんな朝ドラになるかしら、と思いつつ、この3か月で朝ドラを見る習慣がまた薄くなってきたので、どうなるかな。
■『団地のふたり』が、ほどよい。
小泉今日子と小林聡美が出るのなら、と録画して見始めたのですが、ほどよくゆるくて、ほどよく、中年女子の心をひりっとさせたりじわりとさせたり、というドラマ。
日曜の夜に放送されてるのもいい感じ。
子育て中の私がオンタイムで見ることはできないけれど、それでも、この時間帯に流すという姿勢がとても好き。
小泉今日子が過去の作文コンクールの全国1位の表彰記事や表彰状を見て「これが、ピークだったか」的に言ったところに、涙。
そういう思いを、感じることの多いアラフィフとなってしまったなと。
こういう思いが顕在化された映像や文章をあまり読んだ記憶がなく、ものすごく胸に響いた。
じんじん響きまくっている、今も。
かなり以前、原作のほうの小説を買ったけれど、少し読んでそのままになってしまっていました。
ドラマを見て、また読みたくなってきたので、再開しようと思っている。
■『あの子の子ども』がとてもよかった。
9月で終わってしまったドラマだけど、『あの子の子ども』がとてもよかった。
高校生の妊娠ということだけど、空気感を感じさせる少し青みがかった映像がとてもいい。
比較的理想的な形で物語は進み、少し現実離れはしているけれど、妊娠という事態にまじめに一生けん命に向き合う高校生の男女の姿がとてもピュアで、胸に沁みた。
途中で出てきた産婦人科医が、とてもよくて、この人を主人公にしたスピンオフを見たい思いでいる。
ドラマとしてみると、30分っていうのがとても見やすかった。なんとなく1時間枠(で実際には40分くらい?)のドラマを見慣れているけれど、30分枠(実際には23分くらい?)だと、細切れの時間に1話分を一気に見られるのが、本当によかった。
オープニング曲の、りりあ。の『ねえ、ちゃんと聞いてる?』もとても印象的で、アラフィフの私の心をしみしみに沁みさせています。
ドラマ放映中に流れるCMに、この曲のMV的なものが流れるのだけど、それもとてもいい。
アラフィフの私は、このMVに出ているのが菅田将暉と河合優実だと思っていて、ずいぶんと豪華だなあと感心していたのだけど、調べたら、違った。びっくりした。