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小島監督の映画愛にふれ、クリエイターのキュレーション術について考えてみた

みなさんは1年間に何本の映画をみますか?

2023年、ぼくがみた映画はわずか5本。

数日前、小島秀夫監督のツイートに目がとまりました。

彼が2023年にみた映画の数はなんと290本!

はい、290本です。

ほぼ毎日1本のペースで、1年間でこれだけの量の映画を視聴したことになります。

この驚愕の事実を聞けば、小島監督の映画愛の深さがよくわかるでしょう。

Xのプロフィールに「僕の体の70%は映画でできている」と書いているのはハッタリじゃありません。

そんな小島秀夫監督が、2023年にみた映画のベスト10をXで発表しました。

忙しいなかでも、小島監督にとっては、1年間で見た作品のランキングをつけることはとても大切な仕事なのだと思います。

そこで今回は、ランキングをつけることのよい点(効用)に焦点をあてたいと思います。

キュレーション

TOP10やランキングを選ぶことは、まさに「キュレーション(内容を選りすぐること)」として捉えられます。

クリエイターたちは作品を生み出す際に、他の作品からインスパイアを受けることがよくあります。

小島監督も『創作する遺伝子―僕が愛したMEMEたち―』にて、影響をうけた本、映画、音楽を紹介しています。

アニメの宮崎監督も『本へのとびら――岩波少年文庫を語る』という本で、おすすめの岩波少年文庫を50冊も紹介しています。

つまり、クリエイターにとって「自分のお気に入り」を選ぶことは、とても大切な仕事で、自身のアートに影響を与えるための手段となっているといえます。

クリエイターの最初の仕事 = 自分のスキを集める

オースティン・クレオンの『クリエイティブの授業』では、クリエイターにとってまず重要なのは、自分の好みや興味を集めることだと語られています。

クリエイターは自らのスキを把握し、自分を見つめ直す良い機会になり、それを活かして新たな表現を生み出すことができます。

また、自信がキュレーションして選んだ作品を振り返ることで、クリエイターは自身の制作スタイルや好みの変化に気づくことができます。

小島監督がTOP10を選ぶことは、彼が自分の好みや感性を整理し、アートに対する視点を磨いていることを示唆。

これが、次の作品制作において、より洗練された表現や新たなアイデアを生み出す原動力となります。

みた映画を思い出せない?

1年間にたくさんの映画を見ると、詳細が思い出せなくなってしまうの人もおおいはず。

ぼく自信はたった5本しか見ていませんが、それでも思い出すのが大変でした。

そんな人にオススメするのがNotionをつかったメモです。

メモの取り方としては、以下の記事が参考になります。

Notionを使ったメモの取り方はシンプルで効果的であり、自分の感想や気になったポイントを簡単にまとめることができます。

ぼくもこの方法で、今年から読んだ本のメモを簡単に記録するようにしました。

これにより、あとから振り返って作品を思い出すことができ、のちのキュレーションに活用できます。

まとめ

ランキングをつけることは、クリエイターにとって重要な仕事のひとつ。

新たな作品やアーティストを発見し、自身の好みや興味を深めることができます。

振り返りのためにもメモは重要なツールで、オススメはNotionを使ったデジタルメモです。

ぜひ皆さんも、好きな作品のベスト10を選んでみてください。

きっと自分自身についての新しい発見があるはずです。

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