なかなかリピーターさんがつかないときは・・・
「せっかく日本語教師を始めたものの、
リピーターになかなか繋がらない…どうしたらいいですか?」
最近、こんな質問をいただきました。
まずは初めのレッスンを予約してもらわないことには、オンライン日本語教師としての活動ができません。
ということは、この悩みをもっている時点で第一関門を突破したということですね!
しかしながら、次のステップアップとしてリピーター獲得が必要不可欠です。
リピーターが獲得できて初めて、安定して日本語教師として稼ぎを得ることができます。
では、どうしたら「この先生の授業をまた予約したい!」と
学習者に思ってもらうことができるでしょうか。
オンライン教師って学校の教師と違って言わば二人三脚の家庭教師のようなものです。
教師としてのわかりやすい教え方だけでなく、学習者を導いていける「コーチ」の役割も大事になってきます。
もし、リピーター獲得に悩んでいる人は、
これら3つのことをチェックしてみてください :)
①ゴールをイメージさせる
これ、ものすごく大切なポイントです。
学習者にとって、わざわざお金と時間を投資してオンラインレッスンを受けようと思ったきっかけがあるはずです。
そのきっかけが具体的な人もいるかもしれないけれど、そうでない人も結構たくさんいます。
学習者との会話を通して「日本語を伸ばしたい理由は何か」を引き出してあげましょう。
その「最終的になりたい姿」になっている姿を学習者さんに想像してもらい、そのときの「ワクワク感」「高揚感」を味わってもらうのです。
これが具体的にできればできるほど、成功です。
「なぜ日本語を学びたいのか」という切り口で、会話を広げて学習者の夢を引き出しましょう。
②毎回のレッスンで、①のゴールに近付けるレッスンプランを示す
そして、ここからが教師の腕の見せ所です。
学習者の夢はよくわかった。じゃあその夢に対して「私ならこんなサポートができるよ」というプランを示す、言わばプレゼンテーションです。
といっても、この時点で年間カリキュラムをたてて、と言っているわけではありません。
毎回のレッスンの時間配分や、使う教材、進め方、といった諸々を具体的に伝えていきます。
そして最後に「じゃ、次回のレッスンでは〜から始めましょう。」といって締めくくります。
このときに「次もレッスンをする前提」で話すのがポイントです!
③友達のように興味を持って相手を知ろうとする
「興味がある!」「この人のこと、もっと知りたい!」「すごいな!」そんな気持ちで話していると、相手に伝わるものです。
上下関係の強い学校で教えているわけでもないので、「私は先生なんだから!」と構える必要はありません。
むしろ友達のような目線で、親身になって言葉を教えてくれる先生を目指した方がオンラインではうまくいきます。
(普段の関係の作り方の話です。もちろん、レッスンの中で日本の上下関係のルールや話し方を教えることは賛成です。)
「母語ではない言葉で、ボディーラングエッジや視覚から入る情報も制御されている中でレッスンをする」というのは、学習者にとってものすごいストレスがかかっている状態です。
たとえ間接法で教えていたとしても、やはり直接相手の顔をみて会話するのとは違います。
そんな中で『努力してそれぞれの目標のために日本語を勉強したい!」という学習者の様子を見ていると、自然と応援したくなるものです。
まとめ
ということで、もしリピーター獲得に悩んでいたら、これらのことを意識してみてください♪
①ゴールをイメージさせる
②毎回のレッスンで、①のゴールに近付けるレッスンプランを示す
③友達のように興味を持って相手を知ろうとする
参考になりますように!