【本紹介♯88】AIとの距離
人工知能ブームは最近現れたものだと思っていました。
しかしながら、今はどうやら第三次ブームらしい。
そう言われてみると、人工知能とはいったいどこからどこまでを指すのか、非常に悩ましいものである。
例えば、お掃除ロボット。家にもいるのですが、彼(彼女)?は、はたして私たちの想像する人工知能に当てはまるのか。
人工知能というと、ドラえもん的なものを想像してしまいますが、ロボット掃除機も正直愛着はわきます。
特に充電場に戻れず途中で力尽きていたり、がんばって大量のゴミを掃除してくれたりする姿は愛しさを感じてしまう。
じゃあ逆に人工知能は人間をどう思っているのか
まあなんとも思ってないんでしょうね。
どうしてもターミネーターのようないつかロボットに乗っ取られる世界がやってくるのでは…!?なんて知識のない人間からすると思ってしまったりもします。
この本にはわりと淡々と第一次ブームから現在、これから先のことについてが書かれていました。
当然のことながら、人間を支配したいというような行為は性能ではなく、欲求や欲望がないと行われないわけで。
じゃあわざわざそんな欲求を持たせる機能を人間がつけるのか?と言われると、Noと言わざるを得ないですねえ。
ただ、軍事的な意味でいうと、滅ぼすつもりはなくても結果的に滅ぼしてしまったなんてことも起こりそうなんですが。。
そんなことを考えながら読んでいて、とあるゲームのことを思い出しました。
実はプレイ実況動画見ただけなので、あまり詳しくは知らないのですが…笑
2038年、デトロイト。人工知能やロボット工学が高度に発展を遂げた、アンドロイド産業の都。 人間と同等の外見、知性を兼ね備え、様々な労働や作業を人間に代わって担うようになったアンドロイドは、社会にとって不可欠な存在となり、人類はかつてない豊かさを手にいれた。 しかし、その一方で、職を奪われた人々による反アンドロイド感情が高まるなど、社会には新たな軋轢と緊張が生まれはじめる。 そんな中、奇妙な個体が発見される。「変異体」と名付けられたそのアンドロイドたちは、あたかも自らの意志を持つかのように行動しはじめたのだった。
こんなストーリーで、操作するのはアンドロイド。
なにがすごいって、グラフィック!半端ないほど美しいのです。
世界観がどこまでもリアルで…想像する未来都市とかなり近い印象を受け、本当にこんな世界がくるんじゃないかと思わせてくれるようなゲームでした。
そんなイメージを抱いていたものの、本によると現実はそうもいかないようで…
リアルとフィクションを混合しないように気をつけつつ、作業ではなく、もっと創り出す仕事が行えるよりよい未来のために、人間らしい考えることに力を入れていこうと思いました。
以上、みかんでした。