【本紹介♯91】生活保護について
かなり歪められた情報しか集まってこない生活保護
実際ってどうなってるんだろうと疑問に感じておりました。
不正受給が報道されたかと思えば、本当に必要としている人が追い返され餓死…
こんなにも難しく複雑な制度もなかなかないですよね、生死が関わることですから尚更。
ということで、ちゃんとした知識を得ようと読んでみたのがこちら
うーん…生活保護がここまで叩かれるようになったのって時代背景によると思うんですよね
もし平均収入が1000万円クラスで、生活保護受給額が200万とか300万なら、みんなの不満はそこまでないと思うんです。
ただ今はかなり長いデフレなので、そもそも下手に働いた方が生活保護より給料が安いんです、そこが問題。。
東京だと、だいたい月額20万円くらい貰っているレベルだと書かれてありましたが、手取り月収20万クラスってことは360万円とか400万円とかになる…のかな?
それってもはや平均クラス…!
つまり今は総貧困ってことなんですかね。。
あまり考えたくないが…生活保護だけが問題なのではなく、世の中全体が不況という事実をなんとかしないといけなさそうです。
しかし誰だってセーフティーネットのお世話になる可能性はあるもので。
だから、生活保護をもっともっと厳しくしましょう!ではなく、気軽に申し込めてなおかつ気軽に卒業できる、もっと広く浅い制度に変えていくべきだなあと思いました。
生活保護のハードルを上げることによって、ますます将来の自分の首を絞める結果になるかもしれませんからねえ。
利用している人が、恥ずかしい申し訳ないなんて思わせてしまうのも申し訳ないし、世間の目だって困った人へ使っているのであればそんなに冷たくないだろうし、そもそも自分たちが裕福であればボランティアというか社会貢献の一種ですもんね。
この問題を解決するには、もっと国民が豊かになるべきだ!で、いかがでしょう。
以上、みかんでした。