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青森の旅・驫木駅とリゾートしらかみ


1泊目 青森ベイブリッジ周辺

2024年9月下旬の旅です。そう、先日行ってきたばかり(笑)
記憶が新鮮なうちにブログへ残そうと思います。
午前中に新幹線はやぶさへ乗り、東京から新青森へ。新青森から奥羽本線で青森駅へ移動しました。駅のそばのホテルで一旦荷物を預け、身軽になったところでまずは青森ベイブリッジへ向かいます。

青森ベイブリッジとビーチ

青森駅から徒歩1分もかからない位置にあり、ビーチ沿いにはフォトスポットや飲食店、ショップが並ぶエリアと、その向かいにねぶたがたくさん展示されている【ねぶたの家 ワ・ラッセ】、奥側には【青函連絡船メモリアルシップ 八甲田丸】があります。この二つの施設は入場券のセット販売もしているので、八甲田丸を見学する際にセット券を購入しました。

八甲田丸

船内には操舵室・エンジンルーム等を見学出来るエリア、昭和30年代の青森駅前等を再現したジオラマ展示のエリア、青森市内や陸奥湾を見渡せる展望台、昔の鉄道車両や実際に座ることが出来る当時の列車の座席などがあり、見どころ満載でした!最後の動画は展望台からの景色です。

風がだいぶ強かったですが快晴!!
確か昔のグリーン車の座席だったかと思います。
この椅子、実際座れます。フカフカ!
船内から見る海も素敵。
操舵室には望遠鏡も設置されており、遠方の景色を楽しめます。

ねぶたの家 ワ・ラッセ

次はワ・ラッセへ向かいます。建物が素敵!当日は晴天だったこともあり色のコントラストも良い感じです。館内はねぶたホールと呼ばれる空間に複数の大きいねぶたが並び、祭りの音楽が流れていました。ねぶたのデザインを体験出来る機械が置いてあったり、触ってみることの出来るねぶたのパーツも展示されています。お土産ショップは大きく、品数も豊富でした。
お祭りの時期を狙って訪れるのが難しい場合は是非立ち寄ることをおすすめします!

目を引く建物。この隣にはリンゴの形をしたフォトスポットも。
初めて見ましたがかなり大きいです。
館内は照明が暗く、ねぶたがとても鮮やかに映ります。

1泊目の宿はダイワロイネットホテル青森でした。とくに写真は撮っていないのですが、青森駅に近く館内も綺麗で朝食が美味しかったです!

2泊目 秘境駅 驫木

まさかの観光列車運休

この日は観光列車リゾートしらかみに乗る予定でした。8:09分発の列車に間に合うよう朝5時半に起き、余裕を持って7時半過ぎには青森駅に向かったのですが…なんと改札前で「車両故障のため運休」のアナウンスが! こういう事は自分が乗る際は起こらないと無意識に思っているもので、よりによって今日!?この便で何故!?と頭を抱えました…代行バスが用意されているものの、今回の旅のメインでもあるため、別の便に乗れないかとみどりの窓口へ。残念ながらスケジュールに合う他の便はなく、この日は乗車を見送ることに。乗車券の払い戻し手続きを行い、爆速で翌朝のリゾートしらかみを予約、チケットを発券しました。

観光列車は一旦諦め、この日は翌日に予定をしていた秘境駅 驫木へ行くことに。次に来る普通列車で、青森駅から奥羽本線・五能線を乗り継いで驫木駅へ向かいます。しかし次の列車は9:52分発…この時点でまだ一時間半もある(笑) 荷物をロッカーへ預け、再び青森ベイブリッジ周辺を散策したりして時間を潰しました。

驫木駅

ようやく電車に乗り込み、自販機で買ったりんごジュース(美味)を飲みながら車窓眺めること、約2時間。

千畳敷駅という海沿いの駅へ到着します。
ここは目の前に千畳敷海岸が広がり、観光客の団体と思しき人々が大勢乗車してきました。ここまでは地元の乗客がほとんどだったようで、皆途中駅で降りていき車内はだいぶガラガラでしたが千畳敷を出る際は満員列車のごとく人が増えました(笑) ちょうどこの駅から先、海沿いを走る区間が始まるため、皆車窓に釘付けとなります。千畳敷駅・海岸は三日目に訪れるのでまた後ほど詳しく書きます!

そして30分~40分後、ようやく驫木駅へ到着…!!長かった…
降車客は自分を含め2名のみ(笑)
列車が去っていき、目の前には一面の海!!

りんごのJRマークが可愛い

青空と線路と海!
大興奮です。
驫木は改札もない無人駅で、海の真ん前にぽつんと駅舎だけありました。
駅舎内はベンチのみのシンプルな造りで、壁際のテーブルには訪れた人がメッセージを書いたノートなどが置かれていました。

駅の上あたりにある道路からの景色

撮影しながらの時間はあっという間に流れ、下り列車がやってきました。
この日は12:29分の上り列車で驫木駅に到着したため、次の下り列車が13:09分となっており間に40分程時間が生じるというスケジュールでした。これはちょっと下車して写真撮ってみたい~という場合に最適な時間帯かと思います。この駅には上り・下り列車共に一日5-6本しか電車が来ないため、事前に列車時刻を確認する必要があります…!

ホテル グランメール山海荘

列車で再び来た道を戻り、本日の宿がある鯵ヶ沢駅へ向かいました。
2泊目に泊まったのはホテル グランメール山海荘。日本海に面した広縁のある和室に惹かれ、ここに決めました!朝夕のビュッフェ+ラウンジ内の飲み物や菓子類(無料)と宿泊がセットのオールインクルーシブプランがオススメです。食事はどれも美味しく、貸切温泉(予約制)で癒され広々したお部屋でぐっすり眠れました。館内はクラシックな雰囲気が漂い、宿泊客の年齢層も高めで落ち着いてゆっくり出来るホテルです。

最終日 リゾートしらかみ

三日目の朝、グランメール山海荘をチェックアウトしてようやく念願のリゾートしらかみに乗車…!鰺ヶ沢駅で列車が来るまで、待合室で記念スタンプを押します。盛大に枠からズレているのは、室内にいた巨大なトンボに驚いたからです…この季節、緑が少しでもある場所にはトンボが大量に飛んでいました。

列車が到着し、車内へ。リゾートしらかみは車両が3種類あり、最新の車両ではなかったですがシートは広々していて快適でした!残念ながら車両の写真を撮り損ねてしまい、車内の写真も下記の2枚しかありません(笑)

自分は普通のシートを予約しましたが、こちらはボックス席の様子。ガラガラでした…
適当なドアの車窓。今日も天気が良い!

千畳敷海岸

鰺ヶ沢駅を出発し、千畳敷駅へ。この駅では15分ほど停車し、海岸の散策タイムが設けられています!発車3分前に汽笛の合図があります。(散策タイムがない便もあるようで、事前に調べる必要があります!) カメラを持ってさっそく海岸へ…

絶景区間

散策を終え再び列車へ。この先はひたすら海沿いを走り、絶景区間とされる大間越駅ー岩館駅の間は巨大な岩が並ぶ様と日本海を車窓から眺めることが出来ます。この区間は撮影をしたり景色を楽しみやすいよう、列車が速度を落としながら運転します。

おわりに

この後リゾートしらかみを東能代駅で降り、特急スーパーつがるで新青森駅まで戻り、再び新幹線で東京へ帰る…という具合に最後まで電車の長旅でございました…!
2泊、短いようでとても充実した旅でした。
観光列車も良かったけど、普通列車で行く五能線も楽しかったのであまり混まない時期であれば鈍行の旅もオススメです!

リゾートしらかみ
https://www.jreast.co.jp/railway/joyful/shirakami.html



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