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総合型事業_短期集中型(C型)の効果_栄養指導_介護予防の観点より

今日、ある地域包括センターの方よりお電話が入りました。

「先日、短期集中型の通所(栄養指導)を受けられたAさんからお電話があり、血糖値とA1cが下がっていたということでお礼の電話がありました」

この方、7~9月にかけての3ヶ月間、総合型事業の短期集中型(C型)の栄養指導でデイサービスみやこやに来ていただき、栄養指導をしながら調理実習をするという介護予防事業を受けられました。

支援前、支援中はなかなか血糖値が下がらず、ご本人も悩まれていたのですが、その後しっかりと自宅で頑張られたようで、今まで改善されなかった血糖値が正常値へ!

これは管理栄養士冥利に尽きます。

さて、介護予防については全国でも色々な動きが出ています。今年度は宮崎市も自立型地域ケア会議を全地域包括センターで実施しており、一気に介護予防の流れが加速してきました。

県内各地でも、賛否両論起きているテーマなのですが、結果的に元気になる方が増えているという現実を見ると、導入しない手はありません。どちらにしても介護保険の改正などを考えると、早急に介護予防の考えを取り入れておかないといけません。

地元紙でも1面に大きく取り上げられていましたが、20年度から介護予防の交付金が倍増になるそうです。どちらにしても介護予防の流れが避けられないのであれば、早い内に導入しながら課題点を探っていく作業をした方がいいと思っています。

みやこやでも、この流れを読み早い段階で介護予防の事業をスタートさせています。その一つが上記に書きました「短期集中型(C型)」です。

20年前頃に介護保険が導入されることになったときに、「食事」「栄養」はとても大事になってくると思っていて、栄養士の道に進んだわけですが思ったとおり、介護予防にはこの「食」に関する課題が多く山積しています。現在、みやこやでは宅配サービスや短期集中型事業を取り入れながら200件程の事例を積み上げており、その課題解決に向けたインフォーマルサービスの開拓中です。

今後益々ニーズの高まってくる分野かと思いますので、今後も様々な視点でこの「食」を見つめてみたいと思います。

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