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第1章 ようこそ「みやこや」へ_みやこやの紹介

みやこやは、平成29年4月1日にオープンした地域密着型デイサービスです。

元々なぜ地域密着型デイサービスを作ろうと思ったのかというと、町づくりをして行く中で、この形が一番効率的だと思ったからです。

私は、数年前中間支援組織(市民活動センター)にいました。市民活動団体の支援だけでなく、市内全域の町づくりを調査するという事業を持っていたため北から南までの各エリアを見て周り現地の方と意見交換させてもらいました。色々な町を見ていく中で「居場所(寺子屋)をしたい」「資金がない」「労力がない」という共通の課題を抱えていることが分かりました。

居場所、金、労力を無理なく捻出するのはどうしたらいいかと思ったときに、「少人数のデイサービスを作ったらどうだろう」と思ったのがきっかけです。

デイサービスのエリアと別に、事業外のエリアを設けておけばそこが一つの「居場所」となるし、支援中とはいえ建物内にはスタッフがいるので何かあった時には対応ができる。そして、運営費はデイサービスをベースとしてその他の収入を作り出せば、この3つ「居場所」「資金」「労力」の課題は解決すると思ったのでした。

丁度、介護保険の改正が行われている真っ最中で、みやこやは「地域密着型デイサービス」とは別に「介護予防(第1号通所事業)」の2つの申請をすることになります。事業外スペースは完全に自主事業でやろうと思っていたので、この介護予防の申請をする理由が分からずにごねていたのですが、実はこの「介護予防(第1号通所事業)」の事業こそが今動き出した「総合型事業」に深くリンクしていくことになります。

では、みやこやは何をやっているのかというと、

・地域密着型デイサービス(写真)
・宅配弁当
・子ども食堂
・栄養サポート
・総合型事業

が主な事業になります。ここに、民生委員活動・自治会活動を絡ませながら町の仕組を作っている感じなのですが、少し全体像が分かるように図を描いておきます。

このイメージ図だけ見るとすごく分かりにくいと思いますので、少しずつ紐解きながら説明をしていきます。

みやこやをHUBとし、町の人や資源が交わりあうようなイメージです。

ここでは、みやこやの全体像を書いておくだけに留めますが、町の包括システムを作っていくためには色々な資源(パーツ)が必要になります。

しかし、この仕組だけで町内における包括の仕組は6割ほど完成しているのではないかと思います。

ここに、医療や福祉のネットワークが絡んでいくのですが、このワタシマチメソッドは町内においての包括システムの構築を作っていう事を中心に書きます。

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