連れてってあげるよ、天国へ!(RAB ESPICEライブツアー「Hello Hello Hello!!!」感想)
新しくできた、推しを見てきた。リアルアキバボーイズ(RAB)の新メンバー3人のユニット、ESPICE。たまたま地元に来てくれるというので、先着売りのチケット取れたらいこー、と思ってたらまんまとゲットできて、行ってきた。
そもそもライブハウスにいくこと自体めちゃくちゃ久しぶりで、なつかしさしかなかった。最後列だったからめっちゃ踊れたし、手も上げれた。学生時代いろんなライブに行きまくってたおかげで知らない曲でもノれるから、曲のキメのところでピッタリ手を上げれたりして、楽しかった。たぶんメンバーにも見えてたと思う、手だけ。他の人はキンブレを持ってたし、ちゃんと後ろの人のことを考えてくれて手を上げたりしなかったので、ずうずうしいわたしの手だけが、会場の中でまっすぐ突き上がっていた。
10代の頃からオタクだったから、リアルアキバボーイズのことはふつうに知っていた。でも本格的にRABにのめり込んだのはここ2、3ヶ月。そんなド新規にもいろんな人が声かけてくれて、みんな優しくて、びっくりした。10代よりアラサー世代アラフォー世代が多くて、全体的に落ち着いていたのも関係しているきがする。オタクは推しに似るというけども、不思議なことに、推しが穏やかでマナーがいいと、オタクも穏やかでマナーが良くなるものなのだ。安心する現場だった。
わたしは基本思考が箱推しのオタクなので、RABもむろん箱推しで、ESPICEも3人とも大好きだけど、強いて言えば推しは水色担当のとぅーし。推しは、大変月並みだけど、YouTubeで観るよりも、さらにめちゃくちゃイケてた。イケ散らかしてた。すんごい良い男だった。うそだろ?ってくらいカッコよかった。めちゃくちゃ簡単に言うと、わたしはとぅーしの、抜けてて天然でかわいくていじられキャラで、でも踊るとめちゃくちゃイケてて力強くて繊細でスキルフルで表現力がエグいとこがツボだったんだけど、なんか、実際見たら、すっげーかっこいいつやつやした垢抜けた兄ちゃんじゃん、と思って、そのきらきらしい感じに圧倒された。オーラ、あった。ちゃんと。
あとわたしは細目の離れ目の男が本能的に好きなので、顔も好き。単純にタイプ。
わたしは箱推しのくせに、パフォーマンス中は最推しを勝手に目がロックオンしてしまうタイプなんだけど、なんと、ESPICEはちがった。センターに来た子を、自然に目が追ってしまうのだ!
3人とも、俺が俺が!ってうるさい自己主張は感じられないのに、不思議な吸引力があって、目が勝手にその子に惹きつけられてしまう。目が推しを探さない。これは凄い発見だった。
最後のあいさつのとき、ついてきてって何回も言われたのは、オタクというものの移ろいやすさを、彼らも身をもって知ってるからなのかなーと思った。知ってるから、言わずにおれないのかもしれない。わたしも飽き性だから、感覚に従うと、いろんな推しのこともういいかなって思っちゃうとき、ぜんぜんある。でももう29だから、理性と意思で、追い続けるって約束ができるのよ。おまかせあれ。天国見せてくださいよ。わたしらオタクも天国見せてあげるから。
あと個人的に超沸いたのは、わたしの愛するナナシス(女の子アイドル育成ゲームの7thシスターズ)のユニット・AXiSの「HEAVEN'S RAVE」という気が狂いそうなくらい好きな曲で彼らが踊ってくれたことですね。次はヘブンズレイブ!って言われたときに、あー同名の別曲かなーって思ってたら、AXiSのやつで死ぬかと思った。沸き狂った。ありがとうネス(たぶんネスが考えた気がする)。あいしてるぞ。