コミュニティと”善意”

もうそろそろ2年になります。

ただの思いつきとノリで始まった「シニア向けスマホ教室」ですが、そこから色々な変化があり、今は「コミュニティ」文脈での活動をメインにしつつ、全4拠点で運営をしています。

今ちょうど転換点にあります。

コミュニティ的活動や取り組みが一周二周し、次の段階に入っています。
ビジネス面での可能性も探りつつ、情報発信も含めて日々取り組んでいます。

活動していく中で感じる、心の安心感は「仲間の存在」です。
それは、同じ会社のメンバーもそうだし、活動ベースの仲間もそうだし、地域の皆さんもそうです。
地域の皆さんとの心のコミュニケーションを通じて感じたことは大きな財産です。
今日は、それをきっかけにした「コミュニティと”善意”」について書いていこうと思います。

”みんな”で作った居場所

今日の舞台は「東陽町スマホ教室」です。
立ち上げからまだ3ヶ月。
地域の活動家の方数名からお声をかけていただき、仲良くなりつつ進めてきました。

皆さん「三宅先生」とは言ってくださるものの、スマホ教室全体の進め方についても協力してくださっています。

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参加費についても皆んなで決めて、ルールも緩くしつつも、コミュニティとして機能しつつありました。

人気すぎて・・・

様子が変わるまでは時間はかかりませんでした。

取材の依頼を沢山いただき、口コミも手伝って、参加者数が一気に増えました。
10人前後の会場に15人もの参加者が安定的に集まり、色々な地域から沢山の方がいらっしゃって頂きました。

”人気になってきたなあ〜”
”すごいなあ〜嬉しいなあ〜”

と思いつつも、心のモヤモヤが募っていきます。

その理由は、仲間の表情でした。

これまでは、内輪の仲間同士でワイワイやっていたものが、人気の上昇とともに「自分たちの居場所ではない」との感覚になってきたんだと思います。

間口を広げすぎたことで「プライベート」な空間から、「パブリック」な空間へと変化してしまったのです。

そして、それに追い打ちをかける出来事が・・・


善意のストレス

東陽町のスマホ教室の参加費は、具体的に言えませんがかなり低めに設定してます。
でもそれは、仲間と一緒に考えたものなので、「安い」とは思っていません。
僕のやっているスマホ教室の中では相対的に「低い」だけです。

しかし、それも今後の流れを大きく変化させる原因だったのです。

「こんな安い金額で・・・」
「皆んな三宅さんの善意に甘えてるのよ・・・」

低い金額にしているが故に、参加者の皆さんのストレス・申し訳なさ、になっていたのかもしれません。


もはや、「仲間の居場所」ではなくなりつつあります。

僕の目指したいことでも、仲間も目指したいことでもありません。


さあ、面白くなってきた!!

神様は本当に、いい仕事をしてくれます。

何としても「東陽町スマホ教室」を最高の、仲間の居場所にしていきたいと思います!

次のチャレンジは近いうちに書いていきます!


<終わり>



シニアの方々が、主体的に・楽しく生活し続けられるよう、頑張ります!少しでもご協力頂けると幸いです。