〇〇で人生が変わった74年目。〜いつだって人生を変えられる!〜
人生が変わった瞬間はありますか?
楽しかった時ですか?
傷ついた時ですか?
涙した時ですか?
人生が変わるタイミングは、
・ライフサイクル
・衝撃的な経験
・別れ、出会い
など、心や感情が揺さぶられた時ですね。
一瞬で変わると言うより、ジワジワと変わっていくことも多いと思います。
*
ミヤケです。
人生が変わった瞬間、それぞれありますよね。
幼い時なのか、大人になってからなのか。
今日は、ある方の「人生が変わった瞬間」について取り上げながら、人生を変えるのに早いも遅いもない!ってことをお伝えできたらと思います。
「人生が変わること」への思い込み
「どんな時に人生が変わりましたか?」
こんな質問を投げかけると、意外と多いなあと思うのが、”若い時”の経験です。
大学生や若手社会人に聞くと、中高大学生の時、
そこそこ大人に聞くと、学生の時や社会人になった若手の頃、
そして、僕が一番聞くことができる「高齢者」はどうかというと、
・戦争(子供の頃)
・民主主義教育の衝撃(学生の頃)
・高度成長期(30代、40代の頃)
などの話が一番多く聞かれます。
大体の人が、「人生が変わった時」を「若い年齢」で語ってくれます。
確かに、僕たちのようにまだ20年30年そこそこしか生きていないのに比べ、80年90年と生きていると、より多くの経験をされているし、ましてやこの100年間といえば、日本を含めて世界中が歴史的にも激変した時代でした。
戦争、民主主義の登場、高度成長・・・、僕たちには想像を絶する時代だったのでしょう。
若い年齢で「人生が変わる」ことも頷けます。
今若い人の、ご高齢の方も、多くの人が「人生が変わった瞬間」を「若い時」と言っています。
その理由は、
より若い年齢での出来事の方が、衝撃度が高く、分母(人生の総経験値)に占める分子(発生した衝撃的な経験)が大きいからではないでしょうか。
たとえば、20代で何かを経験したとしても、80代90代の方からすれば、「別に命まで取られるような経験じゃないじゃんw」となるし、
20代で知人が亡くなったとして(かなり辛い経験ではあります。間違いなく。)、80代90代の方は、もっと多くの”大切な人”を亡くされています。
数ではないかもしれませんが、やはりそこは「人間」です。
僕のおじいちゃんも、「もう同級生が亡くなり過ぎて、慣れてきた」と言っています。
そこから読み取れることは、
「人間は若くして経験した出来事を”より大きく感じる”」ということだと思います。
僕たち人間は、一定の割合で、そういった思い込みの中を生きているのではないでしょうか。
人生はいつだって変えられる
若い時の経験は人生に大きな影響を与える。
ある一方では間違いないことだと思います。
しかしもう一方で、「高齢になっても変えられるかもしれない」ということは置いてけぼりになっています。
”歳を取ると考え方が凝り固まるから”
”歳を取ると頑固になるから”
そんな言葉があちらこちらから聞こえてきます。
一面的には正しいかもしれません。
ただ、
本当にそうでしょうか?
変えられないんでしょうか?
それとも、、
変えたくないんでしょうか?
僕は後者なような気がしています。
*
ある男性、Aさんの話をします。
Aさんは、74歳。
最近「スマホ」に出会いました。
Aさんには趣味があります。
それは「音楽」です。
懐かしいメロディを、AさんはNHKのラジオで楽しんでは、”MD”に保存していました。
ただ、MDの数は増え、もうご自身では把握できなくなってきました。
そんな時に「スマホ」と出会いました。
Aさんは、電話帳の”五十音順”に目をつけ、オリジナルの「セットリスト」を作りました。
各曲には通し番号が振ってあります。
その番号のMDを取り出して、デッキにセットして、音楽を楽しんでいます。
*
若者世代はどう思ったでしょうか?
”そんなもんストリーミングで聞けばいいじゃん”
”ダウンロードしないの?”
そんなことを思うでしょう。
しかし、Aさんは言います。
「NHKのラジオの音源は、本当にいいんだよ。」
「曲の途中で話し出すこともないし、録音しやすいように、曲間を空けているんだよ。」
ぼーっとストリーミングで聞いている僕たちにはわからないことです。
Aさんは続けて言います。
「スマホがあったから、スマホに出会ったから、こんなことができるようになったんだ!」
Aさんは、僕のスマホ教室に毎回参加してくださっています。
74年目。
「私の人生は変わった」
Aさんはこう言いながら、笑って、会場を後にしました。
人生はいつだって変えられます。
<終わり>
Twitterやってます!
YouTubeチャンネルやってます!
シニア向けスマホのサポートやってます!
チームのあれこれはこちらのアーカイブから!
スマホ教室のノウハウ・日常を全て公開しています!
カバン君のアーカイブがこちらから!
シニアの方々が、主体的に・楽しく生活し続けられるよう、頑張ります!少しでもご協力頂けると幸いです。