『アイデンティティのつくり方』出版記念イベントに行ってきました
こんにちは、みやもと けんいちです。
5月17日(金)19時より『アイデンティティのつくり方』出版記念イベントに参加しました。
編集者でもある、クロスメディアグループ小早川幸一郎社長がホストで、著者の森山博暢さん、各務太郎さんとのトークイベント。
アイデンティティという、抽象度が高く、明確に「自分は何者なのか」「何がしたいのか」について、なかなか発せられない人が多いテーマについて、高め方や気づきのノウハウについて話されました。
森山さんは元銀行員、各務さんは元建築デザイナーと、バックグラウンドが定量的思考、定性的思考を専門とされていた2人。
定量・定性に加え、仕事とは全く関係のないコミュニティに参加することにより、気づかなかった自分が発見できることも紹介されていました。
個人的なお気に入り
自身に落とし込み
個人的には、ビジネススクールで教えているらしいが、クライアントを「落とす」戦略を、自身に落とし込む手法がお気に入り。
クライアントの価値観を以下のように定義しています。
これを自分自身にあてはめ、自分自身の意識していることをピックアップ。高い順に並べることで、大切な価値観に気づくという点を紹介されていました。
ハッシュタグ型
デザイン思考の「ハッシュタグ型」「Don't型」「Needs型」も個人的に印象に残りました。ハッシュタグ型は、今まで自分自身がどのようなことをやってきたのかをどんな些細なことでも書きだし、掛け合わせることで「希少性」に気づけるのでおすすめ。
アイデンティティ正解はない
とはいえ、アイデンティティの作り方には正解はなく、死ぬまで確定されないもの、仮説でいいと述べられています。正解はないのだけど、アイデンティティを認識していない、一生なんてあっという間。やりたいことをやらずに時間だけがいたずらに過ぎていくってもったいないじゃないですか!
アイデンティティを構築する道しるべとして、意義あるトークイベントでありました。アイデンティティに興味を持たれた方は、一度手に取って読まれてはいかがでしょうか。