FMかおりん旅日記2024(5) ナイアガラの滝へ
この旅の一番の目的は、ナイアガラの滝に行きたかったのです。ちょうど、アメリカとカナダの国境にある五大湖にあるナイアガラの滝、やっと念願叶いました!
ナイアガラの滝について
ナイアガラの滝は以下、3つの滝から構成されています。
カナダ滝 (落差56m、幅675m、滝壺の深さ55m)
アメリカ滝 (落差58m、幅330m)
ブライダルベール滝 (落差55m、幅15m)
ツアーでは、まず展望台から滝の裏通路に回って裏から、そしてタワーに登って高いところから、最後に船に乗ってシャワーのようなしぶきを浴びながら、ナイアガラの滝を見る内容です。
一生に一度行きたい場所リストの一つを達成しました(笑)
トロントからナイアガラの滝まで
高速道路を通って、1時間半くらいかかります。
オンタリオ湖を囲む、トロント、ミシサガ、ハミルトンを含むこのエリアは「グレータートロントエリア」(GTA)と呼ばれていて、640万人の人口を抱えている北米第5位の一大都市です。走っていると、世界に名だたる自動車メーカーが拠点を置いていることがわかります。国境を越えるとデトロイトも結構近くなんですよね。なので、高速道路を走っているのにずーっと混雑していました。
このあたりは富裕層がたくさんいると言われているそうですよ。
ハミルトンを過ぎると、内地に広大な葡萄畑が広がります。ワイナリーもたくさんあって、宿泊できるワイナリーもあるとのことでした。
こんなところに!?と思ったのですが、よくよく考えてみると、やはり消費してくれる富裕層がいるエリアの近くにワイナリーってあるんですよね。
今でこそ、空輸で世界どこからでもゲットできますけど、やはりそもそも論で言うと、その地の風土を知り、収穫祭を一緒に祝ってその年の出来栄えを語りながら飲んでくれるワイン愛好家の近くにワイナリーはあるんだな、と感じました。
カナダといえば「アイスワイン」が有名で、貴族な飲むワインとも言われています。日本でも貴腐ワインとして知られていて、甘い飲み口が特徴のデザートのようなワインですよね。
アイスワインとは?
カナダへは、ドイツからの移民がアイスワインの製造方法を伝えたと言われています。オンタリオ州でアイスワインの正式な生産が始まったのは、1984年。
1991年には、オンタリオ州で最初にアイスワインを生産したとされるワイナリー「Inniskillin」で製造されたアイスワインが、フランスで開催されたワインのエキスポで名誉ある賞を受賞し、世界中がカナダのワインに注目するようになったそうです。
そのワイナリー「Inniskillin」にガイドさんが連れて行ってくれました。(予定には入ってなかったんだけど、色々調べてくれて帰りに寄ってくれました。嬉しい❤️)このガイドさん、トロントでの飲食店をMAPに記入して渡してくれたり、ワイナリーを探してくれたり、本当にいい方に当たってラッキーでした!
ワインには原産地保証制度というものがあり、一定水準の満たしたワインだけに認証を与える制度があり、このエリアにも同様な認証制度が存在しています。オンタリオ州のワイン生産者品質連盟法に基づき「ワイン管理局」として指定されているオンタリオワイン名称管理局が、オンタリオ州のブドウワインの原産地呼称制度を確立し、管理しているそうです。
認証制度自体の歴史がまだまだ短いというのもあって、値段もまだ手頃となっているそうです。
う〜ん、次はワイナリーに泊まりに来たいかもw
アメリカやカナダの物価について
今回の旅では、ハンバーガーが3000円?!とかって聞いていたのもあって、外食はなるべくしないことに決めていました。数回は外食するとしても、朝食は基本的にホテルの部屋で取ることにして、夜も飲みに出歩かずに、DELIなどで買って食費はできるだけ抑えることにしました。
なので、そう決めてしまえば、そんなにストレスでもなく、荷物は重たくなりますが、いろんな物を日本から持ってきています。
実際には、ニューヨークでBudweizer(ビール)を1本飲むと、8ドル〜10ドルくらいって感じです。155円で換算すると、1500円くらいになりますよね。
食事でもテイクアウトのピザ一切れが10ドル位、1500円くらいですね。
なので、ちょっといいレストランに行くと、100ドル以上かかるわけですから、一人15,000円〜20,000円はかかるということです。
ま、住んでいるわけでないので、数日くらいせっかく来たんだから、食べようよ!という気持ちもわかります(笑)そこは、自分なりにバランス取らないといけませんよね。
でも、そういう生活がどういうものなのかを体験するためにも、ケチケチ旅行でもいいから、今のアメリカを見にくることは強烈にオススメです。
都市部におけるインフラへの投資であるとか、まちづくりや都市計画において何を重視しているのかを考えるためには、五感をフル回転させてまちを見ることも本当に大事だと感じています、レトルトご飯を食べながら(笑)