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#113 やよい軒のような学校給食運営は可能か?


「やよい軒」って知ってますか?

実は私は月イチは、やよい軒で食事をします。1000円程度でバランスのいいメニューで、美味しく、日本食・国内産米にこだわった営業をされている一方、食券発行や電子マネーへの対応、コロナ対応などのスピーディな動きは注目に値すると感じているから、定点観測を行なっていこうという感じで、定期的に訪れることにしています。
効率化を図りながらメニューを充実させていく様子を見ると、学校給食のオペレーションとして参考になることが多いはずだ、とも考えています。
やよい軒の岡山県メニューはこちらからご覧いただけます。

やよい御膳980円 私は白米を雑穀米に変えて食しています

弁当事業である「ほっともっと」と日本食レストラン「やよい軒」を展開しているのは、「プレナス」という会社なのですが、会社沿革を見ると、1960年に前身である太陽事務機を創業し、1980年にほっかほっか亭九州を立ち上げ、1989年にめしや丼を福岡に開業してこれが、現在のやよい軒に改名したのが2006年となっています。
プレナスは、中国、韓国、シンガポールを皮切りに、オーストラリア、アメリカなどにも進出しています。
一方、プレナスは昨年、創業家TOBによる上場廃止となり、メディアでも話題になっていました。コロナ禍での対応を含め、食産業の大きな変化に積極的な改革を進めるためではなかったか、と思われます。

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