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#134 教育委員会の「食育」のベースとなるもの
前回は、行政として「食育」を進める食育基本法から食育推進基本計画までの、法体系のおはなしをしました。国としては、農林水産省、文部科学省、厚生労働省、消費者庁が管轄となっていて、地方自治体においては、保健所が食育の窓口となるも、学校給食は大きな役割をになっている、ということです。
学習指導要領って?
文部科学省のホームページに載っていますが、学習指導要領とは、全国どこの学校でも一定の水準が保てるよう、文部科学省が定めている教育課程(カリキュラム)の基準で、およそ10年に1度、改訂しています。
子供たちの教科書や時間割は、これを基に作られています。
各教科でどれくらいの時間を使うのか、何を学ぶのか、について大まかな内容が示されています。
学習指導要領の改訂にあたっては、文部科学大臣が中央教育審議会に諮問し、社会状況や日本の学力調査の結果などを元に審議をした上で、答申が提出されて、改訂案が示されるという手続きを踏んでいます。教科書の内容もこれを踏まえた改訂が行われているのです。
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教員向けには、改訂された学習指導要領に沿った教育が実施できるように、さまざまな補助資料や教材などについての情報も提供されます。そこには、教える内容だけでなく、具体的な活動事例や評価の仕方などについても掲載されています。
「食に関する指導」について
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