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#206 制度を壊す、変えるということ
昨日は、フジテレビの記者会見が10時間にも及んだことに驚き、朝のニュース、Voicyなどでも皆さんがこれに触れておられますね。
今、私は九州方面に向かう新幹線の中で、これを書いています。移動時間にこういう作業をすると目的地にすぐ着く(笑)だいたい読書しようとすると、半分は寝てるという状態になるので、最近は敢えて移動時間にちょっとした作業をするようにしています。
前回に介護給食の話を書きましたが、現場を見た上で、それを牽引してきた方のお話を聞いてしまったので、どうしてもこれから学校給食はどうあるべきか、とグルグルと考えてしまっています。なので、今日はちょっと視点を上に上げて、デカいおはなしとして、考えてみることにします。
今は激動の時代なのか?
過去を振り返ってみたら、社会が大きくギアチェンジするきっかけがあると思うのです。例えば、インターネット。元々は軍事技術として開発されたものが、今ではなくてはならない存在になっていて、もう生活に最も必要なインフラと言ってもいいでしょう。
インターネットのおかげで、衰退したり、戦略を変えたものがたくさんあります。郵便、地図などのツール、書籍、映画などのコンテンツ、終身雇用、リアル会議などの組織マネジメントなどなど。。。
もう、元に戻れないですよねぇ。
30年前、40年前、50年前がどうだったかを振り返ると「激動の時代」だなと感じるわけですよね。
さて、当時、今の状況をあなたは想像できてましたか?
私は、CDで音楽聞いていた時代に、PCに取り込むとマイリストができるんだ!!と興奮してたので、ストリーミング配信だとかを想像するなんて無理無理(笑)
私が関わる公共施設マネジメントとか、学校給食調理場建設なんてものは、建てたら50年、100年残っていくかもしれないことに関わるわけです。
「自分が異動になるまでの数年間」ばかり口にする公務員がいますが、正直そんな人に任せられない仕事ですよね。
社会の変化に可能な限り対応できるように考えるのが、当たり前なのに前例主義が安心だと言うのが一番無責任な態度だと思います。
トランプ大統領の2期目
トランプ大統領は2016年の大統領選挙で出馬し、第45代大統領を務めました。あの大統領選挙では民主党のヒラリー・クリントンと争う選挙で、民主党と共和党の主義主張の違いもさることながら、初のアメリカ女性大統領の誕生にも期待を持って見ていました。すごい接戦だったんですよね。
当時、「もしトランプが大統領になったら、アメリカ至上主義なのできっと大変なことになる」といった指摘も多く見られ、アメリカが日本に対して強硬な政策を取られる際の影響について、日本では心配する傾向が強くあったと思います。まあ、本当のトランプがどんな方なのかわからないですもんね。当然です。
さて、今回二期目がスタートしたのですが、アメリカで圧倒的な支持を受けてトランプが当選したことに対して、そんなに不安を煽るような意見は前回ほど見られませんよね。二期目だからですよね。
日本国民だけでなくアメリカ国民も、トランプが選挙の時に強気でいくらか政策を転換しても大丈夫だ、と思っています。
今回の選挙では、民主党(バイデン大統領)がX(Twitter)やMeta(Facebook)に対してコンテンツ規制を行なってきたことなどから、これらのSNS系メディアが共和党支持に回ったりしました。また、日本製鐵がUSスチールを買収しようとした際にも、バイデン大統領は買収計画禁止命令を出していますが、いやぁ、トランプ氏よりよっぽどバイデン氏の方が過激じゃないの?という印象です。
変化を仕掛けるアメリカ、変化を嫌う日本
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