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不況克服の心得十カ条

組織の変革を進めたい、と考えていると、周りには色々な材料が転がっているものです。今回は事務所の掲示物。以前は何気なく見ていた事を反省。先人の知恵を借りる事にします。

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朝の清掃時にキャビネット脇の壁に貼られていた古い掲示に眼が留まりました。
  松下幸之助氏の【不況克服の心得十カ条】
ラミネートされていたので痛んでいる様子はありませんが、随分前から掲示されていたもののようです。誰かが時折確認している風でもなく、忘れ去られたような存在であることが残念です。

この十カ条の掲示は以前から気づいていましたが、改めてじっくりと読んでみる気になりました。これも何かの導きかもしれない、と。

「不況克服の心得10カ条」は、1976年の石油危機での不況時に松下幸之助氏が説いたものです。2008年のリーマンショックで世界中が停滞した頃、PHPビジネスレビュー特別版で「不況克服の知恵」としてハイライトがかけられました。
苦しいときには多くの人が経営の神様の言葉からヒントを得ようとしているのでしょう。

  【不況克服の心得十カ条】
  第一条 「不況またよし」と考える
  第二条 原点に返って、志を堅持する
  第三条 再点検して、自らの力を正しくつかむ
  第四条 不退転の覚悟で取り組む
  第五条 旧来の慣習、慣行、常識を打ち破る
  第六条 時には一服して待つ
  第七条 人材育成に力を注ぐ
  第八条 「責任は我にあり」の自覚を
  第九条 打てば響く組織づくりを進める
  第十条 日頃からなすべきをなしておく

短い言葉の表現の内容を自分なりに読み解くことで、行き先が不透明な今の私達の事業状況を打破するヒントをもらえる様に思います。

今回、私が最も惹かれたのは第五条。
今日は昨日の続きでなく、明日も今日の続きでない、と言うことを肝に銘ずる。
過去のやり方や常識にとらわれず、新しい視点で行動を始めてみることが打開に繋がる。
VUCAと呼ばれる現代、ますますこのことを意識する必要があると思うのです。

皆さんは、十カ条のどの項目に心が動きますか?

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最後までお読みいただき、ありがとうございます。



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