「相手の聴いてほしい話」を「傾聴する」
積極的に聴く
こんなに難しいこととは思っていなかった、と言うのが正直なところです。
毎月の1on1を続けてブラインドスポットの解消を考えていましたが、なかなか簡単ではないです。
月に1度30分の1on1を切り替えて、「3分間コーチングにしよう」と頻度を決めずに短い対話をしたり、「不定期にちょっと話をしよう」と言った形で傾聴を試みていますが、やはり難しいです❗️。
実は今回の社内ツイートは10月に発信しました。ブラインドスポットを減らそうとしたものの、まだまだ減らせないままに、時間が経ってしまいました。
仕切り直しをして、各人の「聴いてほしい話を聴く」「きちんと承認する」を目指しましたが、簡単に悟りの境地に到達するものでもありません。
まだまだ長い旅が続いていて、あっという間に11月になってしまいました。
最近、書籍「Listen」を買いました。
聴くと言う知性を私自身も身につけたいですね。
Listen : 日経BP社刊 Kate Murphy(ケイト・マーフィ)著
篠田真貴子(監訳) 松丸さとみ(訳)
先入観を持ったり、アドバイスしようと考えないで、相手の話に集中する。
心掛けてはみるものの、「こんな問題があって、。。。。」ってな話を聞くと、問題解決思考のスイッチが入って、速攻、アドバイスしたいモード突入です。
ニュートラルな姿勢を保つのは至難の業ですね。
私の活動する海外拠点では1月〜12月で、面談を通じて人事考課をします。
1年の評価が決まるので真剣勝負です。当然のことながら、本人が評価してほしいと思っている点に、上司である私が気付かなければ放置されてしまいます。
本人の為にも、私自身が公平な評価をするためにも、
「評価してもらいたい」と思っているところは積極的に傾聴して、ブラインドスポットをなくす。
私自身にも努力が必要ですが、まずは、
「ゴメンナサイ。
まだまだブラインドスポットがあるので、皆さんから指摘してください❗️」
とのメッセージを社内発信しました。
と同時に、
私に対して「聴いてほしい」と思うマネジャーも、立場が変われば「傾聴」が求められます。
そんなあなた(マネジャー)達は、本当に「傾聴できていますか?」
に気づいてもらいたくて、Listenの原題の書籍も購入しました。
Listenの原著 ; You’re Not Listening
私が日本語版を読み終えたら、マネジャー達には英語版の書籍を読んでもらって体験をもとに、共通の話題で対話ができるようになったらいいな、です。
Three months have passed since I declared in Tweet vol 124 & 127, "I will actively listen to see if there are any blind spots for me"
Once again, I would like to actively ask if there are any blind spots as I observe your activities.
In this week's 1on1, please tell me what you "strive for on a daily basis" and “what you expect to be acknowledged during your daily work.”
I also hope that you can identify new findings by telling about your small daily habits.
Tweet 124と127で「私のブラインドスポットがないか、積極的に聞く 」と宣言して3か月が経過しました。
再度、私が皆さんの行動を見守る中でブラインドスポットがないか、積極的に聞きたいと思います。
今週の1on1で、皆さんが「日頃努力していること」「評価してほしいと持っていること」を教えて下さい。
日々の小さな習慣を、人に話すことで、皆さん自身に新しい発見が生まれることも願っています。
相手の話を評価したり、遮ったりしないで、そのまま受け止める。
傾聴した後は承認、アクノリッジする。
文字にすると、とても単純なことのように思えることに深みがあります。
私の挑戦の話にお付き合いいただき、ありがとうございます。
これからも、頑張ります😊😊。