会議を楽しく始める (vol 071)
仕事の中にも遊び心を
いつも心がけたいと思っていますが、会議はどうしても無味乾燥になります。
真剣に議論しないといけないので、ふざけている場合ではないのですが、
笑顔のない会議では楽しくもないし、良いアイデアも浮かばないでしょう。
会議を楽しく、でも、有意義にする方法はないか?
と思っていた時に、「1兆ドルコーチ」の本の中に見つけました。
Chapter2「旅の報告」から始める、の中にヒントがありました。
文面は、本を読んで頂くとして、下のTweetにも書いた通り、
「会議の導入は個人的な旅の話から始めた」という内容です。
出典:「1兆ドルコーチ: エリック・シュミット他 (ダイヤモンド社発刊)」
さすがに、いきなり旅の話で盛り上がるのは私自身にも躊躇がありますが、
プライベートな話もいいよね、と呼びかけています。
ただ、まだメンバーの躊躇は抜けきっていませんね。
私から少しずつプライベートな話をちりばめていこうかと思っています。
タイの駐在時には、
朝礼で順番決めて、プライベートな話をする機会を設けました。
「30秒トーク」の時間です。
マネジャーとして、「自分の思いを短時間に伝える練習」
として提案したところ、結構面白がって対応してくれていました。
言葉の分からない私だけが、みんなの笑いについていけませんでしたが。。。
英語圏だと、拠点トップの私にも自分の話の中身が分かってしまうので、
非オフィシャルの話ができないのかもしれません。
ということは、まだ、
そこまで打ち解けていないというバロメータ
かもしれないですね。
そんなことも考えながら、少しずつ、
会議の雰囲気改善にも着手しようとしています。
Let's start our meeting with fun issue.
No one would argue that open communication within a company is very important.
However, I think the reality is that there is not much discussion about how to actively promote open communication.
In his book "Trillion Dollar Coach," Eric Schmidt, one of the founders of Google, says that he began his staff meeting with a personal journey story.
By starting the meeting with talking about personal experiences and values, it made each members’ psychological distance closer and generated better discussion.
I sympathized with the idea that there should be more playfulness in our work, such as starting a meeting with a fun story.
Shall we introduce fun story first to our next Managers Meeting?
会議を楽しく始めよう。
会社の中でのコミュニケーションが非常に大切であることについては、誰も異論はないでしょう。
一方で、オープンコミュニケーションを積極的に進める仕掛けについての議論はあまりないのが現実だと思います。
オープンコミュニケーションを作り出すためのしかけについて、書籍”Trillion Dollar Coach”の中で、Eric Schmidt(Googleの創業者の一人)は、会議の導入は個人的な旅の話から始めたと言っています。
個人的な経験や価値観の話から会議を始めることで、お互いの心理距離を近くして議論したようです。
楽しい話から会議を始めるといった、遊び心が仕事の中にもっとあってもよいと共感しました。
次のManagers Meetingに導入してみませんか?
日本人的感覚からすると、
真面目な会議と、Fun、は相容れないところがあるかもしれません。
以前の私もそうでした。
今は、結果に繋がるのなら、なんでもあり、もいいかな、と思っています。
お読み頂いた方、一緒に会議改革、楽しい会議、にチャレンジしませんか?