凝り固まる思考
3月から、モノづくり改革の推進者として、再就職。
今までの既成概念を脱して改革・変革を進めるため、コーチング型マネジメントの一環で工場関係者と毎月の1on1も始めた。5月の定期1on1で3回対話。
今まで1on1対話をしてきたメンバーはいなかった様子。
始めは胡散臭いおっさんとの対話と感じただろうメンバーともアイスブレイク期間が終わり、少しずつできつつある信頼関係。
本音の話を聴けるようになった。
そんな折、先日、セミナー参加した。テーマは「行動をデザインする」
久しぶりのセミナーだ。相手の行動を引き出す対話について交流する。
ガツンと頭をどつかれたような感覚。
目が覚めた感覚、と言った方がいいかもしれない。
コーチングで引き出す行動、
それは凝り固まった思考パターンの習慣への挑戦。
今までのワンパターンの思考から出てくる行動でなく、
視点や視座を変えて、異なる行動に挑戦してもらう。
そこに向けた対話相手がコーチ。のはず。
ならば、
コーチ自身はニュートラルに相手の話を聴く必要があるし、
思い込みにとらわれてはいけない。はず。
もっともっと、
相手の価値観に気づいて、価値観にフィットする行動を考えてもらい、
やりたい気持ちが膨らむように。
自身の思いの点と点をつないでシナリオを創ってもらう。
そこにコーチ自身の価値観を持ち込んではいけない。はず。
ところがところが、今の私、
コーチ役の私が一番凝り固まった思考パターンの習慣!
一番フレキシブルであるべきなのにな~。
社内の1on1、
「自分の組織をどのように変えたいですか」として、
従来からの習慣化した思考回路を断ち切って、
「変化」に目を向けてもらう対話。
「あなたの思考パターン、凝り固まっていませんか」
を起点に新しい行動を起こしてもらおうとしている。
その対話相手の私
過去の成功体験だったり、
目標やゴール到達には前向きな気持ちがなきゃ
と思ったり。
知らず知らずのうちに、自分の価値観に囚われて、
時には誘導しているかもしれない。
「いや~、まずいまずい!」
放っておくと、人間、
どんどん思考パターンが凝り固まるんだろうな。
脳にとってワンパターンの方が、楽で安心できるから。
コーチングを学んだからと言って、
永続的にニュートラルにクライアントの話を聴けるか?
「無理!」
「まだまだ未熟もんやな~」
を自覚したセミナーでした。
いいコーチングをしたいとの思いがあるセミナー参加の方々との対話。
初めて会う方ばかりだけれど、仲間と感じられる。
短い時間ですぐに打ち解けて、お互いの尊重と気づきを提供。
「凝り固まった思考パターンに気づかせてくれる対話」
定期的に意識する必要あるな~。
セミナー参加でお会いした方々に感謝、感謝です。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
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