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時評/詩の近景―沖縄(5)
2013年9月~10月/山之口貘生誕110年、西原裕美さん、トーマ・ヒロコさん、山之口泉さん、石川為丸さんら
山之口貘生誕110年、没後50年を記念したイベントが9月にありました。那覇市の琉球新報ホールで開かれた「貘さん、ありがとう」座談会には山口泉、中里友豪、西原裕美、宇田智子の各氏が登壇。大城貞俊さんが司会を務めました。詩の朗読は高良勉さん、大石直樹さん、神のバトン賞受賞者が出演。佐渡山豊さんらのコンサートもあり、多くの人が客席を埋めました。生誕100年の時とは催事の規模が違うものの、山之口貘への関心の高さは変わらず、特に一般の人々に深く浸透していることを肌で感じることができました。
同時期に宜野湾市のカフェくろとん(琉球館)で開かれた「山之口貘生誕110年祭」にも山口泉さんらが参加。詩誌KANAと1999の同人たちによる詩の朗読会もありました。合わせて琉球館が発行したブックレット「山之口貘 詩と語り」には、貘が1958年に帰郷した際、那覇市の泊港で記者たちの質問に応える様子が記録されています。関係者が保存していたテープから起こした貴重な記録です。
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