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「パフォーマンスアップ」を脳科学から考える

1)徒手によるケアと「声がけ」の重要性

身体機能を引き出すうえで、徒手的なケアと声がけは非常に重要だ。

(1)声掛けのポイント

1.クライアントがリラックスできるように誘導する
ここでは、相手に「力を抜いてもらう」ことに重点を置くこと。リラックスしてもらう理由は、「運動時には筋活動の促通と抑制がある」ことに加え、「筋活動の促通と抑制は無意識に行われる」ためであり、それを感じ取りやすくするのが目的である。

2.視覚情報を元に運動を誘導する
脳幹網様体が適切に活動するため、前頭前野の活動が必要となる。そのため、クライアント自身が動きたい・運動したいという欲求を持ってもらうような誘導が必要となる。

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