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「テストステロン」を増やすのに役立つ食材。男性も女性も食べて身体を元気に

今回のテーマは、若返り物質とも言われる「テストステロン」を増やす方法を、栄養面などを主体に解説したいと思います。テストステロンという物質は、皆さんもよくご存知な、体内にある男性ホルモンとの一つです。

トレーニーの間では、筋トレにおいて筋肉増強・バルクアップのためにテストステロン値を高めておこうと語られるシーンが多いと思います。しかし、このテストステロンの持つ効果はそれだけではありません。テストステロンは、若返りホルモンとも言われ、老化防止など健康に欠かせない作用を持っているのです。

性機能の向上、精神の安定、集中力・記憶力の向上といったテストステロンは、女性にも微量に存在して豊かな人生を支えています。今回は、そのテストステロンが減るとどうなるのか、食事によってどのようにテストステロン値を高めればいいのかを解説します。

テストステロン値が低下している人に見られる特徴

皆さんは日々、疲れやすいとか寝付きが悪いなどのトラブルはありませんか?もしも次に紹介する項目に該当している場合、テストステロン値がとても低くなっていることで、身体機能が衰えているかもしれません。

  • 精力が減退している

  • 休んでも疲労感が取れない

  • やる気やモチベーションが低下している

  • 寝付きが悪いなどの睡眠トラブルを抱えている

  • 発汗、のぼせなどの症状がある

  • 体重が増えて、お腹周りに脂肪がついてしまった

これらはいずれも、加齢とともに起こる症状であるため、「年齢を重ねたし仕方ないね」と諦めてしまう人もいます。しかし、こうした症状の予防・改善に大きく寄与するのが、テストステロンであるということも覚えておいてください。

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