歴史の答えは見つかるのか
昨日はバスツアー
「琉球歴史から学ぶビジネス戦略の秘訣『護佐丸・阿真和利の乱』を巡る」
に参加させていただきました。
僕、歴史が大好きです。
日本史の幕末と琉球王朝時代の琉球史が
特に好きです。
琉球史を学ぶ上で師と決めているのが
賀数然仁(かかずひとさ)さん。
その賀数然仁さんが講師のバスツアー。
行かない手はありません(^^
今回は『護佐丸・阿真和利の乱』の
舞台を巡る勉強。
現地に行くことによって、
今までと違う角度からこの歴史を
学ぶことができました。
琉球史が大好きで、
賀数然仁さんのファンでもある僕は
然仁さんのわかりやすい解説が大好きです。
これまでカルチャースクールや講演などで
何度も然仁さんのお話を聞いていますが
納得度が違います。
こうやって説明してくれます
① 文書などで伝えられている史実を説明
② 時代背景など含めた説明
③ 賀数然仁さんの超訳
という順序で説明してくれます。
「然仁さんの超訳」は
独特のエッジが効いたものも多いです(笑)
それがまたいい。
すごく腑に落ちます。
今回の舞台、
『護佐丸・阿真和利の乱』
を巡り、それぞれの背景、
人生の目的、想いなど
然仁さんの超訳含めて学ぶと
今まで見えてこなかったことが見えてきます。
特にこの『護佐丸・阿真和利の乱』
黒幕は金丸(のちの尚円王)ではないか…
という説が主ですが、
然仁さん独自の目線で考える黒幕は別の人。
志魯・布里の乱後の首里城スピード修復
護佐丸の三男をのちに手厚く遇したこと
いろいろな事件のあと一番得をしたのは誰か
・・・
そのことを考えると
然仁さん説が一番腑に落ちます。
歴史の新解釈。
たまんないです(^^♪
でも、答えはわからない。
「こんなに研究しても、死ぬまでに答えがでるということもないんですよ」
・・・然仁さんの言葉がむなしく感じます。
が、これが、これこそが歴史のロマン。
『歴史の答えは見つからない』
だから歴史はおもしろい。
一生かけて勉強していくのに値するものだと改めて感じました。
もし、「タイムマシーンがあれば」という
想いが巡ります。
時代が進み、過去の時代と場所を特定し
そこに行ける装置が編み出されたら…
何回も考えていることです。
JIN―仁―
戦国自衛隊
クレヨンしんちゃん嵐を呼ぶアッパレ戦国大合戦
・・・
など過去にタイムスリップ映画は
いくつもあります。
できないことを夢見る想いの現れでしょう。
「強いもの、勝ったものが歴史を作る」
「正義が作るものではない、勝ったものが歴史を作る」
時の実力者が作ってきた歴史を僕らは見て
解釈をしています。
みつからない答えをを追いかけていく虚しさを抱えながら、そこにロマンを感じ情熱をもってそして自分なりの仮説をもって学んでいくのが歴史というものかなぁ・・・
一生かけて学んでいきたい
そう感じさせてくれた
昨日のバスツアーでした。
「歴史研究者は謙虚でナイーブでないといけない」
然仁さんの言葉が最後に鋭く僕の胸に突き刺さりました。
今日もお付き合いいただきありがとうございます。
今日もがんばっていきましょう♪
土曜日だけど、金陽でした(^^
【沖縄の営業マン宮城の日々感じていることブログ】
(ブログ連続投稿598日目)2024.3.9
沖縄の生命保険セールスマン
(※あくまでも宮城の個人的な感想、意見です。あしからずm(__)m)
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