坂本龍馬いろは丸事件
僕、坂本龍馬が大好きです。
18歳の時に、姉が「この本面白いよ」
といって司馬遼太郎著「竜馬がゆく」を
全巻もらい、それからはまっていきました。
龍馬さんのエピソードで好きなものが
いくつかありますが、
その中の一つ
『いろは丸事件』
というのがあります。
概要はこうです。
慶応3(1867)年4月、
海援隊は大洲藩よりいろは丸を借り入れ、
米、砂糖などを積んで長崎を出航、
瀬戸内海を航行しました。
しかし、瀬戸内海から長崎に向かっていた
紀州藩の明光丸と衝突。
坂本龍馬以下いろは丸の乗組員と旅客34人は
明光丸に乗り移り、
近くの鞆(とも)港(現・広島県福山市)まで曳航。
しかし、この間にいろは丸は完全に沈没してしまいました。
賠償をめぐっての交渉は長崎で行われることになりました。
交渉の席で、坂本龍馬は航海日誌や海路図の
提出を求めるとともに、
当時の日本ではあまり知られていなかった
国際法である『万国公法』を持ち出して
多額の損害賠償を請求。
徳川御三家のひとつ紀州藩に対して、
一戦も辞さない態度で臨みました。
また、
「船を沈めたその償いは、金をとらずに国をとる」
と紀州藩を批判する歌を作って
長崎の繁華街で流行らせ、
世論を味方につけることにも成功しました。
その交渉で龍馬のすごいことが
歌を作って長崎の花街ではやらせたこと。
「船を沈めたその償いは、金をとらずに国をとる♪」
この歌をはやりにはやらせて、
世の中の人の心をつかみ、
世間の応援を背にして、
幕府御三家のひとつ紀州藩に対して
一歩も引かず、
完全な勝利を手にしたという事。
ちなみに、一説によると
1万両で買った船を沈められて
7万5千両の賠償金を勝ち取ったとのこと(笑)
この「歌を流行らせた」というのは
今でいうSNSでバズらせることと同じですよね。
ユーチューブやインスタなどで
「船をシズめたそのつぐないは~♪
ヨ~
カネをとらずにクニをとる~
セイッ」
とかいう感じでしょうか?
いっきに何十万回も再生になり
一気に世の中の流れを味方にする。
この時代に生きていたらヒカキンさんなみの
ユーチューバーになっていたのかも♪
金をとらずに…
といいながら相当な賠償金をとり
国をとらずに…
といいながら最後は幕府を終わらせ新しい世の中にした、
国までとった龍馬さん。
歴史上の人物で一番好きなのが坂本龍馬さんです。
今日、11月15日は龍馬さんの誕生日であり命日。
生まれたちの高知とお墓のある京都では
龍馬祭というのが行われるそうです。
いつか行ってみたい。
今日もお付き合いいただきありがとうございます。
今日も頑張っていきましょう♪
火曜日だけど、金陽でした(^^
【沖縄の営業マン宮城の日々感じていることブログ】
(ブログ118日目)2022.11.15