見出し画像

北島康介選手へのアドバイス


ずっと前のことですが、
すごく納得したお話がありました。
水泳平泳ぎのゴールドメダリスト
北島康介さんのお話しです。

北島選手は「ゴール前に弱い」と以前から
言われていたそうです。
良い記録が出そうなのにゴール前で
失速してしまう。
消して体力が持たないというわけではない。
では何か?
北島選手は筋力トレーニング方法を
変えたりしたらしいのですが、
それでもによくならない…
ここで「脳科学」の登場です。
脳科学専門家の林成之教授がアドバイスしたら
一発で解消したそうです。
それは何か…
 
「壁をタッチし、振り返って
電光掲示を見るのがゴールだ」
ということを決めたそうです。
脳というのは「ゴールが間近だ」と思ったら
失速を始めるのだそうです。
つまり、ゴールが見えると、
脳はもう達成したかのように
思ってしますわけですね。
顕在意識の中では必死に泳いでいるのですが、
顕在意識よりも莫大な潜在意識が
達成した感覚に満たされると、
発揮していた力が低下していくそうです。
ゴールが見えると低下してくるということは、
ゴールまで最大の力を発揮して
たどり着きたい場合、
本当のゴールをゴールと思っては
いけないということです。
そこで林教授が提案して、
北島選手が実行したというのが
「壁をタッチし、振り返って
電光掲示を見るのがゴールだ」
と頭に刷り込むということ。
脳の作りを理解するとそれまでのことを
一発で変える力があるのですね。

北島康介選手

この話を聞いた数年前、
体中に電気が走ったような感覚になりました。
それからは自分の中でもゴールを
本当のゴールよりももう少し遠くに
置くことを意識しています。
仕事でもプライベートでも。

数字の目標があれば、
本当の目標の数字よりも
一段階上の数字を目標として設定する。

おトイレしたくなって、
コンビニのトイレに駆け込むとき、
「ぜったい中に人がいる」と考えて、
待ってトイレに入ることを意識すると
漏らすことがなくなりました(笑)
それまで漏らしてたんかいッて
突っ込まれそうですが…秘密です(笑笑)
 
あんなに激しいトレーニングで
解消できなかったことが、
この脳の仕組みをわかっただけで解決した。
そしてオリンピックで金メダルをとった。
脳科学ってすごい。
脳科学っておもおしろい。
これ知らないと損するかも。
顕在意識と潜在意識を知ることだけでも
大きな収穫ですね。

ということで、
今日もお付き合いいただきありがとうございます。
今日も頑張っていきましょう♪
木曜日だけど、金陽でした(^^
(ブログ57日目)2022.9.15


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?