人は死んだらどこに行くんですか
昨日、出張から帰ってきました。
本社からの依頼である研修があり、東京大手町にある本社に行ってきました。
研修が終わって、その研修の担当役員と本社スタッフと一緒に夕食をいただきました。
その役員は現場から上がっていった、いわゆるたたき上げの役員。
人生経験豊富で、人間力を磨き続けている人。
その人に聞きました。
「〇〇さん、人は死んだらどこに行くんですか?」
「人の死をどう受け入れたらいいんですか?」
と。
その役員は
「金陽さん、その答えはだれにもわからないですよ。」
と話したうえで、こう続けてくれました。
「私のことを話させていただきますね。
私の父が亡くなって
けっこうな時間が経ちました。
でも、その父と話をしているんです。
実家に帰るとお墓参りにいきます。
そこで父と話をするのです。
『最近どうや?』
って話しかけてきてくれるのです。
そこでなんでも話しすことができます。
父が生きていたら話すこともなかった
であろうことまで話すことができます。
人が死んでどこに行くのか…
それはわかりません。
でも、死んだ父は私の心の中にいます。
肉体はなくなっても、
父は私の中にいるのです。
人の死を受け入れるのはむずかしい。
60歳を超えた私もその答えは
いっこうにつかめない。
でも、その人は金陽さんの心の中に
いるのですよ。ずっと。
大事な人の死を受け入れるということは
すぐにできることではないけど、
その人が金陽さんの心の中にいて
たまに会いに行ける、
たまに会いに来てくれる、
そう思うことかなと私は思っています。」
父の確かな存在を感じている。
その人の中ではお父様はいなくなってはいない。
そう考えると、
少し、ほんの少しですが、
心に光が差してくる感じがします。
亡くなられたIさんに昨日会いに行きました。
すごく安らかな顔で、
笑っているように見えました。
すごく優しいお顔。
いたみのない、苦しみのない世界へ
旅だったのだと感じました。
スタッフの方と話しました。
「I先生、金陽さんのこと好きでしたよ。
本当に。その気持ちが私たちには
伝わっていました。
クリニックを開業するときに
金陽さんが言ってくれたアドバイスを
私たちに何度も聞かせてくれました。」
と言ってくれました。
Iさんは僕の心の中にいます。
これからもずっと。
僕がIさんの元に行ったときに
Iさんとの約束を果たすために
心の中でIさんと会話して、
この世界で、全力で
生きていきたいなと思います。
今日もお付き合いいただきありがとうございます。
今日も頑張っていきましょう♪
金曜日に、金陽でした(^^
【沖縄の営業マン宮城の日々感じていることブログ】
(ブログ連続投稿681日目)2024.5.31
沖縄の生命保険セールスマン
(あくまでも宮城の勝手な考えです、あしからず♪)