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今年は実質行動規制もない
3年ぶりのゴールデンウィーク。
テレビでは朝から各地の渋滞の状況、
そして期間中の渋滞予測が出ています。
 
その中でちょっと前から気になっていたのが
「渋滞学」という学問。
 
その第一人者、
東京大学西成活裕教授の記事で
学ばせてもらえることがありました。
 
 
ゴールデンウィークの高速道路、
工場の生産ライン、
通勤ラッシュの駅……。
渋滞は人、物、車が流れる場所の
いたるところで起こる。
西成活裕教授は、渋滞はなぜ発生するのか
という謎を科学で解明するとともに、
世の中から渋滞をなくすことを目指して
「渋滞学」の研究に取り組んでいる。
西成教授は、
「渋滞の原理は、
前が詰まっていたら動かない。
実はこれだけなんです」
と説明する。
この原理をもとに渋滞現象をモデル化し、
40m以上の車間距離を取れば渋滞しにくい
ということを数学で証明した。
さらに、実際に中央自動車道などで
「渋滞取り」の実証実験も行った。
研究チームの車が約40mの車間距離を
取るようにして走行したところ、
渋滞が軽減したのだ。
 
またこうも言っています。
 
地球上に2億年生きているアリは、
前のアリとの距離を詰めないから
渋滞しない。
ゆとりや間をとることが
最適化につながり、
不確定な環境で生きる力となる。
長期的視野で物事を見るということが、
すごく大切なことだと思います。
人間社会にはさまざまな渋滞があります。
これからも、世の中にあるいろいろな渋滞を
なくすような研究に取り組んでいきたい。
 
 
すごい視点。
ただ単に渋滞に対する考えではなく、
人としての生き方まで諭してくれている。
 
『渋滞学の本質は、
自分のことばかり考えない
「利他の心」にあるのです』
 
なにかに停滞を感じたら、
その物事との距離感が適切でないのかも。
車間距離が縮まりすぎているかもしれない。
利他の心を持って、相手に求めすぎず、
適切な距離をとっていくことが
大事という事なのですね。
家族にも、職場や友人との
人間関係にも。
 
 
テレビで渋滞のニュースを見ながら
俯瞰的に見ている
西成教授が『ものすごくカッコいい』
と感じた記事でした。


渋滞学の東京大学西成教授♡


 
顔はこんな感じなので決して
男前じゃないところも好感が持てます
(西成教授すみませんm(__)m)
 
 
今日もお付き合いいただきありがとうございます。
渋滞に巻き込まれる人もそうでない人も
人生の渋滞にはまっている人も
そうでない人も
楽しいゴールデンウィークをお過ごしください♪
金曜日に、金陽でした(^^
 
【沖縄の営業マン宮城の日々感じていることブログ】
(ブログ連続投稿289日目)2023.5.5
 
(※あくまでも宮城の個人的な感想、意見です。あしからずm(__)m)

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