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人生を幸福にするものは何か

ハーバード大学が75年もの長期にわたり
調査したテーマがあります。それは…
『人生を幸福にするものは何か』
 
まずはその結果からお伝えします。
その答えは

 
the clearest message that we get form this 75-year study is this: Good relationship keep us happier and healthier.
【和訳】75年間の追跡研究ではっきりわかったことはこれです。
人との良い関係が人を幸福にし、健康を維持されるということ。

ハーバード成人発達研究の4代目ディレクターを務めるRobert Waldinger教授(臨床精神医学)が語った教訓はこのようにシンプルなものでした。
多額のお金や資産
有名になることや名声

そんなものではなく、
『人との良い関係が人を幸福にし、健康を維持される』
というもの。
 
ロバート教授は「孤独は命取り」とも表現しています。
孤独が害になるという研究結果も出ています。
 
 
なぜハーバード大学がこの調査をしたのか
どのように行われたものなのかも興味深いものでした。

この研究は1938年に開始され、研究対象として2つのグループに分けられました。
被験者
・当時ハーバード大学2年生の男子学生(268人)
・ボストンの極貧環境で育った少年たち(456人)
合計:724人
※ この研究対象者のうち、約60人が健在(2015年の時点)で、そのほとんどが90代。
 ボストンの極貧環境の家庭の少年たちの中には貧しく、家ではお湯が出る設備もない家に住んでいた少年たちが含まれています。
 この調査の被験者全員に毎年以下のことを行なっていました。
・本人とその家族へのインタビュー(開始時のみ)
・健康診断を受けてもらう(開始時のみ)
・質問票による調査
・本人とその家族への聞き取り
・医療記録の提出(血液検査結果、脳のスキャン画像 etc)
 
研究調査は定期的に各地で行われていますが、その内容がその場限りの内容だったり、大抵昔のできごとは正確に記憶できているとは限りません。そのときの感情によって、事実でないのに事実であるかのように記憶が修正されてしまうことが珍しくありません。
 また、特定の人の若い10代から老年期になるまで幸せと健康の持続に関しての研究はかなり多くの難題があります。研究資金が不足がちになったり、研究者自身が他のプロジェクトで忙しくなって途中で離脱してしまうことがしばしばあります。
 
また、長期的な研究の場合、研究者もいくつかの世代を跨がないと結論を出すことができません。ただ単に聞き取り調査をするだけではなく、その裏付けとなる健康診断の具体的なエビデンスを分析するために膨大な時間がかかります。
 この研究ではまさにそうした難題を乗り越え、世代を超えて研究者たちの執念で導きだした研究結果で、かなり精度の高い研究結果の内容です。。

世界有数の智の大学が、
本気で世代を超えて研究したテーマ。
この研究と研究結果は世界の宝ですね。
 
『人との良い関係が人を幸福にし、健康を維持される』
 
人は幸福を求めるもの。
その幸福は周りの人との良い関係にある。
ただそれだけ。
家族をはじめ、友人たちを大事にして
いい関係を保つことが
人を幸福にする。
孤独だけど幸せ・・・って
聞いたことないですもんね。
人が幸せになること。
その答えがここにあることにびっくり
するとともに、
このテーマに対して、
強く意識する必要があることを
同時に感じました。
 
 
今日もお付き合いいただきありがとうございます。
今日もがんばっていきましょう♪
水曜日だけど、金陽でした(^^
 
【沖縄の営業マン宮城の日々感じていることブログ】
(ブログ連続投稿462日目)2023.10.25
 
(※あくまでも宮城の個人的な感想、意見です。あしからずm(__)m)

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