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はじめましてと私について。

みなさま初めまして。
沙季です。どこにでもいる、学生です。
そんな私は、noteに文字を綴ることを始めました。
今この文章を読んでくださっている皆様、お越しいただきありがとうございます。


さて、一つ目の記事は何を書こうか悩んだのですが、少し自分語りでもしようかと思うのです。

少し、いやだいぶ暗くて痛い話になりそう……今の私はバリバリ元気なので何もお気にせず。ただ自分のために書き留めておきたい。「へー」ぐらいの気軽さで読んでいただければ幸いです。


現在20代真っ只中、バチバチブリーチ毛の私が過ごした10代は、まったく華やかなものではありませんでした。むしろ、その逆。真っ暗でした。


私は人が大嫌いでした。もちろん自分も含めて。
毎日、早く私のことを誰も知らない場所に行きたいと思っていたし、早く大人になりたい、とも思っていました。一番最悪な選択肢を選ぼうとしていた時もありました。

集団生活が本当に苦手で、自分の心を痛めつけてまで無理やり何かをする価値も、自分自身も分かりませんでした。
笑顔なんて大の苦手だったんです。いつも引きつってるって言われてました(ニッコリ)。

心と身体が全く嚙み合わない。そんな感覚です。
どうしてみんなと同じ生活が私にはできないのか、人の価値観で自分の存在を確かめていたおかげで、あることをきっかけに、ぐしゃりと今まで積み上げてきた何かが、崩れた。

その後の約一年間は、人間の生活はしていなかった気がします。毎日が生き地獄だったような感じ。

そんな私の人生を拾い上げてくれたのが、
私がずっとなりたいと願っていた「大人」たちでした。

たった十数年しか生きていないひよこ豆な私の話を聴いて、涙してくれた大人たちがいました。涙もカラカラでドライアイ並みの私の代わりに、泣いてくれたような気がしました。


その時、「もう少し生きてみよう」と思えたのです。

私を形作ってくれる言葉や意味はありがたいことにたくさんありますが、「アダルトチルドレン」である自分を大人から教わったときは、なんだか新しい名前をもらえたような気がして、嬉しかったなあ。
(※私の場合のアダルトチルドレンは養育者が問題ではないので、悪しからずご了承くださいね。人によっていろいろな要因が重なっていくものです。)

現在の私は、そんなばっちり病んでた面影もないと自分で言えてしまうほどに、元気いっぱいに忙しないような静かなような、暖かく豊かな人生を謳歌しています。人が原因で潰れてしまっても、人によって救われる。
不思議です、本当に。


皆さんの10代は、どうでしたか?
恥ずかしかったり、甘酸っぱかったり、辛かったり、死にたくなったり。たくさんありますよね。
「あの頃に戻りたい」とはよく聞きますが、やっぱり今の自分だから言えることだったりしますよね。当時の自分は早く逃げ出したいと思っているかもしれません。



ずっと早くなりたいと思っていた「大人」ですが……
なれたのか、まだなのか、よくわからないのが現状です。でも、これでいいと思っています。これくらいが、私であるのにちょうどいい。

高校生の頃、大人に「何歳で死にたい?」と言われて「28歳」と答えていた私は今、「とりあえずまだ生きていたい」と言えるところまでは成長しました。

もともと芸術が好きで、音楽をしていたり、絵を描いたりしていたのですが、現在ありがたいことにたくさんの方たちから素敵な影響を受けて「写真」も好きになりました。次回は私が考える芸術についても少しお話しできたらと思います。


ここまで読んでいただき、本当にありがとうございました。

寒い日が続きますが、皆様体にお気をつけてお過ごしください。



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