ボイストレーニングとボーカルトレーニング
初めまして!ボイストレーナーをしているみやちゃんと申します!
Youtubeやインスタなどでは投稿しないような、少し思想が強めな内容をNoteでは投稿していこうかなと思います。
今回は初回ということで、よく混同されがちなボイストレーニングとボーカルのトレーニングの違いについて述べていきますね。
~ボイストレーニングとは~
ボイストレーニングは、主に発声のトレーニングを指します。
よく発声は声帯、内外咽頭筋群、共鳴腔を使っているという話を聞くことは多いですよね。しかし、より広義な意味では全身を使って行っていると考えられます。
それは何故かというと、全身が骨格や筋膜、皮膚で繋がっているからです。
(今後の記事でも書く予定ですが、アナトミートレインの考え方を発声にも応用しているイメージです。)
「喉」ももちろんですが、視野を全身まで広げることによって、体全体を使ってよりいろんな音色、音量が出せる楽器にしていこうというのが、ボイストレーニングの目的になります。
~ボーカルトレーニングとは~
ボーカルトレーニングは、歌い方やリズム、さらにはメンタル面のトレーニングを指します。
歌い方やリズムはわかるけど、メンタルとは・・・?と思った方もいらっしゃると思います。
これはどういうことかというと、
自分がどう歌いたいかの自己分析
練習のモチベーションの維持
曲の解釈
などなど、挙げるとキリがないですが、これ以上やってしまうとトレーニングではなく、コーチングやマネジメントのレベルにまでなってきますね。
要は、その人が真に表現したいものは何かを追求するということです。
某動画サイトやSNSでは、歌のテクニック(エッジボイスやウィスパーボイスなど)を紹介されている動画はよく見かけます。
でも、歌っているときに歌のテクニックをやるだけでは何だか味気ないですよね。
せっかく歌うんだから何か表現したい!、人を感動させたい!
そういった方に一人一人寄り添って、一緒に成長していくことが真のボーカルトレーニングだと僕は考えています。
結局は自由に歌えるようになろうぜ!
何はともあれ最終的には、皆さんが納得できる歌を歌えるようになることが目標です!
そして、その過程にあるボイストレーニングやボーカルトレーニングを、さらには歌や音楽をどう楽しんで貰うかは、僕らトレーナーにとって至上命題であり、一番やりがいを感じるところです。
今後の記事が、少しでも読んでいただいた方のお悩み解決の種になれば幸いです!