【税理士試験勉強 第2回】税理士を目指す
興味のない方は、どうぞ飛ばしてください。長い前置きなので「本題まで遠すぎる!」というクレームも受け付けません(笑)
1.23歳の夏
私が税理士を目指して勉強を始めたのは、23歳の夏。 当時、私は大学院1年生で「座屈」というテーマの研究をしていました。
大学3年生の21歳頃から、将来に不安を感じるようになりました。
工学部の先輩たちが進んだ就職先のリストを眺めてみても、全然興味がわかない。
誰もが知っている会社が多数並んでいても「だから何?」という感じでした。
2.やりたいことがない
本屋へ行き、職業と年収が書かれた書籍があったので1つ1つの職業を丁寧に読みましたが、どの職業もピンときませんでした。
何もやりたいことがない。
その時、知りました。やりたいことが何もないことに。とても怖かったです。
自分がやりたいことも分からないのに社会に出て、そこで死ぬまで働くのかと思うとゾッとしました。
3.本との出会い
不安を感じないようにと、暇があれば本を読むようになりました。お金もないので、本屋で立ち読みです。
気になったものは、片っ端から手にとって読みました。1ヶ月に10冊以上は読んていたと思います。
う〇こ座りで読んでたら、本屋の店員さんに怒られたのは良い思い出です(笑)立って読むと怒られなくなりました(笑)
気になったものは、購入して何度も読みました。
一番繰り返し読んだ本がこれです。
家庭と学校とアルバイト先のことしか知らない自分にとって本は、とても刺激的な内容でした。
この本には「自分の人生のハンドルを握っているか」「ブレーキをかけながら崖に向かっていないか」ということが書いてあったと思います。
もう10年以上も前のことなので記憶は曖昧ですが衝撃を受けたことは、はっきりと覚えています。
この本を買って、ブックオフに売って、またブックオフで買って、またブックオフに売って、また買った。。。
なんと計3回も購入しました(笑) 下記の本も何度も読みました。
4.友人と「起業の夢」を話したら
ある日、同じように人生に迷える友人と一緒に本屋にいきました。その友人とは、一緒に起業しよう!と誓い合っていました。
結局、今、一緒にいませんが…
5.税理士との出会い
いつものように本を探していると、この2冊から目が離せなくなりました。
友人に本を見せ「お金のプロって誰?」って聞くと、
「税理士かなぁ?」
「ゼイリシ? 何それ? 俺それになるわ!」
一瞬の出来事でした。神様からのお告げでもあったかのようです。
その後、税理士というのは資格のことで、資格試験があることを知りました。税理士試験の書籍を手にして、暗号だらけの文字を見ても迷いはありませんでした。
鼻息フンフンで「税理士になるぞ!」と決意を固めたものの
その後、とてつもなく大変な道が待っていることを、この時の私はまだ知りませんでした。