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お金のいらない国2

先日、「お金のいらない国」を読んだのですが(全5冊)
続編も全てサクッと読み終わりました。

今回は、「お金のいらない国2 〜結婚って?家族って?〜」について。

今の婚姻制度が当たり前だと考えると
結婚という制度が存在しない世界に衝撃を受けるかもしれません。
でもよくよく考えてみると、個人が皆んな同じ意識で、
全体でその考えに一致していたら成り立つのかも?と思いました。

全ては「所有」という概念があるから、
奪い合いがあったり、自分の物は自分のものとしたい、と思うのかなと。

個人個人が、好きな人と好きなときに一緒にいて、
ずっと一緒にいたければそうしたらいいし、
もし合わなくなったら離れてもいい。
特に決まりもないなら、
パートナーがいてもいなくても、子供がいてもいなくても全ては自由。
全体が皆んな同じ考えだったら可能なのかも?と想像はできました。
(今のルールの下で考えちゃうと色んな問題や混乱があると思うけど。)

それに縄文時代は「所有」という概念のない社会だったというから、
きっと日本人ならそういう社会でも過ごせるベースがあるのだとも思います。

そもそも縄文時代が1万年も続いたということは、
「所有」がなかったから争いも起こらず、
皆がお互いに好きなことをして暮らして、
支え合って、分け合って、お互い干渉することもなく、
楽しく暮らしていたからなのだろうと想像できます。

そして結局またお金の話に戻ってしまうのだけど・・・、

お金について考えれば考えるほど、
今の時代、お金を稼ぐのが目的になってしまって、
何か大事なことを見失っていると感じています。

お金を稼ぐために我慢して働く、
それって何か違うよな・・・と思うけど、
一部の人を除くと、ほとんどの人がそういう状況で生活していると思います。

本来「働く」とは、傍を楽にすること。
自分以外の人を楽にするということだから、
「働く」とは、誰かの役に立つことなのだと思っています。

お金を貰えなくても、それでもやりたいと思えることで人の役に立てること。
私はここを大事にしていきたいと思います。

お金について学べば学ぶほど、ますます実態がよくわからなくて、
ただの数字に見えてくるのが不思議です。

お金について、まだまだ学ぶ余地がありそうです。






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