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仕事と家庭の両立支援プランナーについて
こんにちは。みやび開業準備中です。
先週末、仕事と家庭の両立支援プランナーの研修が2日間にわたって行われました。
仕事と家庭の両立支援プランナーとは
厚生労働省が委託して(受託者は株式会社パソナ)行う事業で、全国の中小企業が、育児休業や介護休業などの両立支援について相談したい場合、事務局に申し込むと無料でプランナーが派遣されて相談対応するというものです。会社の状況に応じ、制度の周知や関連する助成金説明などを行い、最終的には支援プランを作れるように手助けするというものです。
今年度は全国で93名任命されました。
研修での学び
育児の場合は、出産予定日があり前もって準備できること。女性の場合はある適度制度活用が定着していることから、男性育児休業の場合を想定してどんなケースがあるかなどを学びました。
介護の場合は、育児と違ってまず顕在化しない場合が多いこと、1人の従業員でも多発的に同時に起こる可能性があること(父と母が同時に要介護状態になることはありえます)。
また育児休業は本人が子供の世話をするためにする休業ですが、介護は本人が介護をしないためにする休業という説明が印象的でした。対象家族に介護施設に入居してもらう、デイサービスを利用してもらうなどいかに外部の機関を巻き込むかがポイントであり、その拠点になるのは地域包括支援センターになるということも学びました。
感想と今後の活動
全国から集まったプランナーと一緒に色々なケースを考えたりするのは、本当に勉強になりました。方向性は同じなのですが、自分と違う視点を気づかせてもらうことが度々ありました。
プランナーは9割方社会保険労務士なのですが、今年度から何人かケアマネジャーの人もいらして、介護の現場を知っている人の意見は説得力がありました。
今後は、自分のいる都道府県を中心に活動していくわけですが、企業に対する支援は原則1回1時間半までということなので、いかに短い時間でその企業の両立支援の問題点を把握できるかがポイントになります。
過去のケースを参考にいろんなケースを想定して準備をしていきたいと思います。
もし育児休業や介護休業に悩んでいる会社があれば、事務局にぜひお問い合わせ下さい。