映画『Winny』ソフトウェアエンジニアを志すニートが見た感想
winny事件については、映画が話題になった時にSNSで見て、高裁で無罪を勝ち取ってすぐ金子氏が亡くなることを知っていたので、なかなか見る気力がわかなかった。
天才プログラマーがただ理不尽に京都府警に殺されたと思っていた。
しかし、前職を退職し、ソフトウェアエンジニアを目指そうとしている自分が見るべき映画のひとつだと感じて、見ることにした(ニートは暇なので・・・)。
映画の内容としては、はじめ、金子氏に対する府警・検察のあまりに身勝手な対応に、むかつき、見るのをやめようと思ったが、なんとか耐えた。
同時進行で進む、愛媛県警の仙波氏による裏金告発の内容は、Winnyが持つ匿名性の利点と京都府警がWinnyによって流出した情報を隠蔽しようと金子氏を検挙したのではないかということが示唆された。
最後の結末は、悔しすぎて号泣した。
映画を見た後、金子氏の経歴を見て、自分と全く無関係ではないことを知ったとき改めて鳥肌が立った。
自分がソフトウェアエンジニアを志そうとしている現在、とても他人事と思えなかった。
自分は、エンジニアとして、日本強いては世界で生きる1人の人間として、社会に貢献しようとした金子氏の意志を継がなければならないと思った。
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