見出し画像

【満員御礼】沖縄で開催!Webライター育成講座 全6回のレポートと #オキグリ講座 受講生の実績まとめ(初心者向け)

皆さん、はじめまして。沖縄のライター・編集者チーム「OKINAWA GRIT(オキグリ)」代表 みやねえ(@miya_nee3)と申します。

気づけば、3カ月ぶりの投稿!お久しぶりです…。

2015年からWebライティング講座を開催して、早くも6年目に突入しています。2019年には、①Webライティング講座、②取材講座、③全5回+取材付きの「Webライター育成講座」を沖縄で開催し、30名が受講してくれました。


2019年11月7日からスタートした「Webライター育成講座」では、12月12日にラストの第6週目を迎えて、受講生20名が執筆した記事は、2020年1月下旬から公開されました。今回、掲載にご協力いただいたWebメディアは、沖縄の観光情報を発信する「Feel OKINAWA」さんです。

2019年1月から4ヶ月間、私が「Feel JAPAN」の編集長に就任していたため、その繋がりから掲載のご相談をさせてもらいました。

昨年、私がFeel OKINAWAで執筆した記事一覧です。ボリュームのある記事ばかりですが、よかったらご覧ください。

みやねえの記事一覧|Feel OKINAWA


2019年版「Webライター育成講座」のレポートまとめ

画像1

まずは、全5回+取材付き!2019年版「Webライター育成講座」のレポートからお届けします。

・講座の雰囲気ってどんな感じなのかな?
・どんな人たちが受講しているの?
・この講座を受講したら何を学べるのだろう?
・この講座で体験できることって?

そんな疑問を解決できるレポートとなっています(たぶん…)

2020年版「Webライター育成講座」の受講を検討している方や、「興味はあるけれど一歩踏み出す勇気がない……」なんて方にも伝わりやすいレポートですので、気になるタイトルがあったらクリックしてみてください。


 ■ 1週目/11月7日(木)
「Web記事の構成を知る、Webライティングの基礎知識」


 ■ 2週目/11月14日(木)
「写真撮影の基礎知識を学ぶ!撮影のトレーニング & アプリで写真加工」


 ■ 3週目/11月21日(木)
「ライブ取材!現場体験してインタビュー力を身につけよう」


 ■ 4週目/11月28日(木)
「人に伝わる文章を書こう!文章力の基礎を身につける」


 ■ 5週目/2週間の合間に
「実際に取材へ行こう!1チームで1箇所を巡る」


 ■ 6週目/12月12日(木)
「ワークショップ形式!実際にWeb記事を制作しよう」


【解説】どこが違うの!?2019年版から、グレードアップした2020年バージョン

毎回少しずつグレードアップしてお届けしている、沖縄で開催する「Webライティング講座」は、2015年の立ち上げ当初は #みやねえ講座 だった名称を、2019年から「Webライター育成講座(#オキグリ講座)」へと改名しました。

2019年版は、全5回の座学・ワークショップ+取材付き。第5週目にチームごと取材へ行ってもらい、私は取材には同行していません。

しかし、2020年版では、5週目(約2週間の合間)に、いくつかのチームに分かれて、実際の取材現場で「取材講座」を行います(4カ所の取材を予定、1人1カ所の取材に参加)。

2020年版では「取材講座」をプラスして、グレードアップしています。取材といえば、写真の撮影とインタビューは欠かせませんよね。そこで、写真の撮影練習やインタビューの体験などを、近い距離感で講師から直々に指導を受けられます。


2019年版、受講生が執筆した記事まとめ(沖縄市のグルメスポット)

全5回の講座だけでは時間が足りないため、講座終了後から本格的な記事作成へと突入しました。

Slackを活用してメンバー同士が声を掛け合い、たまに私がサポートに入ったりと、オンライン上でコミュニケーションを取りながら、記事制作を進めていったのです。

初稿が完成した後、私の編集とフィードバックが入ります。完成度の高さによって【初稿→編集&戻し】を2〜4回繰り返して、各チームともに原稿を完成させていきました。また、記事タイトルの作成や写真加工は、私のほうで対応、及びサポートをしました。


これより、受講生が執筆した全9記事を紹介していきます。


沖縄市の商店街「一番街周辺で、グルメる」

Webライター育成講座の会場となった沖縄市の創業支援拠点「Startup Lab Lagoon」は、アーケードの商店街「一番街」の中にあります。この施設は、Free Wi-Fiと電源を利用でき、施設内への飲食持ち込み自由なんです。

つまり、Lagoonに訪れた際には、近隣のグルメスポットへ。ぜひランチも楽しんでみてください。


■ 沖縄市の一番街で「チェアリング」ツアー体験

勝手にツアーを作り出して、商店街を舞台に楽しんでいます。受講生が企画を考えまして、自由にやってきなさいな〜!と送り出したところ、このような記事が完成しました。なかなかの天才肌…!!

1点だけお願いしたのは、メディアのカラーがあるため、ぶっ飛びすぎないように。そして、顔のアップ写真はダメですよ〜!でした。絵的な柔らかさを出すために、Lagoon の若手スタッフを投入しました。笑


■ パルミラ通りにある、スポーツ居酒屋「ドラキン」

2度も撮影に訪れたその理由は、後日、Bリーグの試合観戦があったから。1度目に料理の撮影をして、2度目に白熱した試合観戦時の写真を撮り、何度もお店を訪れたために、お店の情報に詳しくなっていた受講生でした。


■ 朝活とモーニング!「Arcade Resort Okinawa HOTEL & CAFE」

朝食の写真を撮影させてもらったものの、2020年からメニューが変わる!との連絡を受けて、新年早々二度目の撮影に訪れた受講生。何度も足を運ぶうちに、情が移るわ、お店の情報に詳しくなるわ、電源やFree Wi-Fiもあるし、みんな利用してね〜!と受講生たちに宣伝するほど、店長と仲良くなってきた受講生でした。


■ 施設内での飲食自由!沖縄市の創業支援拠点「Startup Lab Lagoon」

講座の会場として利用させたもらった「Startup Lab Lagoon」では、代表の豊里さんにインタビューを行い、いかにもな「Webライター育成講座の写真」も掲載。記事の方向性が違っていため、大幅に削除して編集を入れまして、それをすべて打ち返してきた受講生、偉い!となった記事です。

テイクアウト可能なグルメスポットを自力で撮影してきてくれました。


沖縄市の「パークアーベニューで、グルメる」

沖縄市中央公共駐車場(無料)から通じている「パークアーベニュー」にも、ランチを楽しめるグルメスポットがいくつか存在します。有名なタコス屋の「チャーリー多幸寿 本店」もあり、330号線に向けて歩いていくと飲食店が現れます。


■ 500円カレーとインド雑貨を販売する「インド屋」

今回、受講生の中で最初に取材を行ったチーム。取材当日は、一眼レフカメラを持参したものの、レンズが魚眼になってて撮れません…!!と緊急事態を告げるSlackが飛び交ったり、思わず笑ってしまう場面もありましたが(ごめん。笑)、楽しく取材を終えてきたようです。


■ 女性店主がひとりで切り盛りする「大衆食堂ミッキー」

電話が繋がらず、直にリアル店舗へ出向いてアポを取ってきた受講生。それもそのはず、女性店主が一人で切り盛りしていた人気の食堂だったのです。取材は2度に分けて、夜の空いた時間でインタビューをして、昼間に料理の撮影を行うというイレギュラーな体験をしてきた受講生でした。お疲れっ!


その他のストリート「コザで、グルメる」

現在は【コザ】という地名は存在しません。1974年にコザ市と美里村が合併して誕生した沖縄市。昔の地名の名残として、沖縄市の中心部は、未だに【コザ】と呼ばれて親しまれています。

コザのグルメは、まだまだあります。台湾料理、タイ料理、メキシコ料理など、コザの一角には多国籍な料理店が点在し、ローカルなオーラがただようゴヤ市場とか、ディープな沖縄を楽しめますよ〜!


■ 第1回IFFA日本食肉加工コンテスト2019で金賞を受賞!
ハムとソーセージの店「TESIO」

週末限定の「ウィーケンドッグ」がおいしかったんですよ…。しかも、ドイツで3年に1度開催される食肉加工コンテストの日本初開催で金賞を受賞!写真も文章も高度な腕が必要であると判断して、受講生のアサインを慎重に行いまして、本人たちにも「レベルの高い店だから、頑張って…!」と無責任なプレシャーだけ与えて、挑んでもらいました。

その甲斐あってか、素晴らしい記事が完成したと思っています。初稿を読んだ時、これはイケる!と感じたし、最後は、よく頑張ったな〜!と感心しました、お疲れさーん。


■ 優しくてカワイイ。ほっこり落ち着く「Cafe ouchi:」

北海道産の小豆で作る自家製あんこ。Googleフォトに格納されたあんこブッフェの写真があまりにもおいしそうで、写真加工をしながら「これは行かなきゃだ…(目がハート)」でした。Slackで、文字揺れが…文体が…情報が…言葉が重複してる…!!とメンバー2名が、何回もメッセージでやり取りしていた光景を覚えています。

終わり良ければ全て良し!ラストまで手抜きをせず、走りきった二人に、文句なしで、あっぱれ!と伝えたい。上等、上出来!!でした。


■ 異国情緒を味わえるフィリピン料理屋「ブンガロ」

フィリピン料理が気になって、私も取材に同行してきました。英語しか話せないスタッフと電話でやり取りする難しさ。最終的に、突撃で取材を行うことに。臨機応変に!柔軟な思考で!とにかく落ち着いて〜!イレギュラーが多い取材となりましたが、大学生の葉月さん、よく頑張りました〜!

そして、ハロハロおいしい。


受講生20名。全9記事を執筆しました。皆さん、お疲れ様でした〜!!!


Webライター育成講座で最も伝えたかったこと。

画像2

講座の中で、何度も何度も伝えていたことは、「最初は、質より量」「小さな動きでいいから習慣化すること(=継続力)」「会話を止めないこと(=自分の言葉で伝えていく努力を惜しまない、諦めない)」「フィードバックは人格否定ではないこと」と、まだまだあったかと思います。

そして、この講座は「チャレンジできる場所」であり、「ガンガン失敗してもいい場所」だとも伝えていました。継続できる人が少ないから、継続する(量をこなす)だけで、3カ月、半年後には軽く差がつきます。

「2歩3歩と先を読んで、複数の事柄を掛け合わせて行動すること」ができれば、無駄な動きを省いて効率化を図れるだけでなく、確実に面白く、より深く、より伝わる、そんな表現やコミュニケーションが可能になるのです。


ときどき、意識高めの話をぶち込んでいたにも関わらず、何度も話していると免疫がつくのか、最後には「行動することが当たり前」になっていた人もいたな、と感じています。

クリエイティブな仕事にはフィードバックがつきもの。

作品づくりに対して熱量が高い人ほど、「こうしたら、もっと良くなるよ!」とフィードバックが返ってきます。だから「フィードバックは人格否定ではない」のです。そんなんじゃダメだ!と否定するだけの人と、先を見たアドバイス「こうしたら、もっと良くなるよ!」を伝えられる人では、発言の意図が全く異なりますし、途轍もなく大きな差がありますよね。

「もっと。もっとイイものを作りたい……」

「いいものを作ること」「課題を改善すること」を真剣に考えている人ほど、熱を帯びた言葉で丁寧にフィードバックをしてくれるものです。自分の意見を言えないような緊迫した現場や、仲良しグループのゆるい空間では、クリエイティブは生まれない、と個人的には思っています。

熱量を帯びた人たちの思考や行動が、いつの間にか周囲に伝染して、価値観の合う人たちが自然に集まり出会うべくして出会う。そんな光景を何度も見てきたし、自分もそんな経験を何度もしています。


「ライターとして働いてみたい」
「文章を書くことを仕事にしたい」
「人に伝わる言葉で言語化したい」
「自分の思想を言語化してみたい」

文章力や言語化、ライターとして働く、Webライティングの習得、といった共通の目的を持ち、同期として一緒に講座を走り抜けた受講生の皆さんならば、いつの間にか「価値観の合う仲間」として意気投合していても可笑しくありません。

置かれた環境が人に変化をもたらす。人はいつでも変われるし、変わらずにいることもできる。その時々やタイミングをみて自由に選択すればいいのです。


「継続できる人が少ないから、
継続するだけで3カ月後に圧倒的な差がつく」

「チャンスを貰える人は、圧倒的に手を動かした人」

「とにかく何かしら、作品づくりをする」


ライターならば、記事を書く。ブログを書いたり、SNS発信をしたり、自分の思考や感じたことを「嘘、偽りなく自分の言葉」で伝えてみませんか。

仮面をかぶり、表向きだけの着飾った言葉では、誰の心にも響きません。自分の内から湧き上がってくる思いや考えを、自分らしい言葉で、素直に、丁寧に、諦めずに、伝えていくことが大切です。


画像3

講座がスタートしてから記事の完成まで、約3ヶ月間。

皆さん、お疲れさまでした。


最後に、受講生が書いてくれたレポートを紹介します

講座の受講を検討している方は、参考にご覧になってみてください。






2019年は、 6月にWebライティングの基礎講座と取材講座、11月からWebライター育成講座を開催しました。

そして、2020年も始動!!!

3月24日(火)から、全5回+取材講座(編集付き+お仕事紹介付き)の「Webライター育成講座」を開催します

現在、申込みを受付中です。


3月1日(日)に、「Webライター育成講座」の説明会を兼ねたトークイベントを開催します。(参加費:無料)

こちらもお誘い合わせの上、皆さまのご参加をお待ちしています。


いいなと思ったら応援しよう!

みやねえ / ライター・編集者
サポートいただいたご支援は「取材費」に使わせてもらいます。今後も、いいコンテンツをつくるために。読んでいただき、ありがとうございした。

この記事が参加している募集