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コーヒー日記 -JOKER焙煎記録①JOKER初焙煎-


 コロンビアのラ・ウニオンJOKERを入手。
希少なのか、その名前すら知らなかったのですが、、

【焙煎士コメント】
コーヒー産地としては世界で3位と有名なコロンビアも、場所により実は様々。コーヒーよりもオレンジに力をいれている場所もあれば、山奥で麻薬をつくっているところもある。
しかし、このナリーニョは、そんなコロンビアの中でも最高品質のコーヒーを生産する名産地。
そして、そのナリーニョの中でも特にカップ品質に優れたラ・ウニオン地区よりお届けするマイクロロット。

非常に傾斜の厳しい斜面と肥沃な火山灰土壌、渓流が日中は山麓まで温かい空気を運び、その暖気は夜に山頂に上昇し、最大標高 2300m の耕地で最高品質のコーヒーを生産。その地形的特徴も重なり農園面積 1ha 未満の零細農家が一粒一粒完熟豆を丁寧に収穫し、手動のパルパーで果肉処理を行い、小さなタンクで水洗・発酵され、パティオやアフリカンベッドで天日乾燥。ここで栽培されたコーヒーは大手が9割おさえ、残りの1割も奪い合い、そんな噂も飛び交うほどの逸品。

我々もスイスの専門商社ボルカフェからマイクロロットを毎年苦労してGETする。
それがコロンビアナリーニョ ラ・ウニオン。そしてその、マイクロロットにつけた名前は、JOKER。苛烈な環境のコロンビアから生まれたラ・ウニオン地区独特の、深くマイルドな酸味と芳香なボディ、ナッツ系の滑かな後味、JOKERの持つテロワールが、深く貴方の胸を打つことでしょう。

地域:ナリーニョ、ラ・ウニオン地区
土壌:北部火山帯性火山灰土壌標高:1800〜2300m
各農家平均面積:1ha 未満
全体の約65%がカツーラ種、ティピカ種は凡そ5%、残り30%がカスティージョ(El Tambo)種が生産されています。

ネットからお借りします。

 コロンビアの珈琲豆の価値は標高で決まる?らしいです。JOKERは販売店が契約していなければ入手出来ないとのこと。秘密の切り札的珈琲、まさにJOKER、秘蔵のお豆。標高も高いし、密教ちっく。。

ニュークロップが多く、とてもきれいです。
形と大きさが違う種なのか、色々混ざってます。
イルガチェフェのよう。。もうブレンド済みなのかも


今回もハイロースト狙います!

7/29(月) 晴れ 室内気温33度 湿度65%
コロンビア JOKER 100g

・中弱火で煎り始める
・7分くらいで黄色くなり始める
・9分くらいで1ハゼ始まる。強火にする
・12分消火
・強火にしてからこまめに蓋を開閉
・14分20秒皿に移す
・焙煎後86g 焙煎指数1.162

 強火にしてからいつもドキドキしています。
そこからの煎り加減で香りも味も決まってきてしまうから。空間内の煙を逃さなければスモーク臭がするし、水平ストロークを怠ると焼きが斑らになるし、ストロークばかりだと、熱が伝わらないし、

「恋はジェットコースター」という曲を昔聴いていましたが、この煎のタイミング、「珈琲はジェットコースター」です。

嗚呼、くだらないダジャレばかり思いついてしまう私は、心底、高貴・高級な人間と程遠い存在だと思うのです。

 そんなことより、JOKER初回焙煎は難なく上手くいきました! 焙煎慣れてきたかな。。

ミディアムハイ〜ハイローストといったところ
色も形も大きさもバラバラ


 色も形も大きさもバラバラな焙煎後のお豆さんたち。基準の中くらいの大きさのハイローストされているお豆が一番多いように思う。その豆がなかなか火が通らず、水分が多かったということは、やっぱりブレンドなのかな。

 お味の方は、ブルーマウンテンを超えてます!

今日まで、ブルマンとグアテマラ有機とイルガチェフェの3種をブレンドしていましたが、それがこのJOKERのテイストだといっても過言ではない。

ブルマンのカオスとグアテマラの滑らかな甘みとフルーツ感、イルガチェフェの酸味の爽やかな後味、そこに華やかさも添えられている。

カフェインも抑えられていて化学物質などの雑味や苦味もない。変なクセはないけど、美味しさの存在感はブルマン並みにあります!

3種類のブレンドはもう要らないのではと思います。

 いやいや、手持ちにある分は煎りますけどね。

ですので、手持ちのお豆にあった、華やかなパンチ力があるコーヒー豆を継続してまだまだ探します!

サクラブルボンが気になっています。
って、販売店さんに言った方がいいですね。


ブルマンはカフェインがキツくてカフェラテでないと飲めないですが、JOKERは私でもブラックで飲めそうなくらい、美味しいです!! 画像は「JOKERソイ&ミルクラテ」


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