「Z世代は使えない」という言葉にモヤモヤモーヤ 24.11.5
欧州でZ世代の解雇が多いというデータが出たらしいけど、こんな時代で中年が会社に居座らなければいけないならそれは解雇するんじゃない？と感じてしまった。
「使えない」という言葉には、「最近の若いモンは！」と言えない雰囲気になってしまった世代のプライドが匂う。
僕はキャリア相談を通してZ世代の社会への願いを聞き、言葉にします。
多くの人が会社の利益のためだけに振る舞うことに拒否感を覚え、より広い利他を考えている。
いかにお金を自社に引き寄せるかのゲームに加担したくないと思っているのだから、モチベーションの上がらない仕事も多いはずなんです。
しかし上の世代はもう持つものを持っているから失えない状況です。
僕もそうです。
子供もいる、家もある、車もある、保険もたくさん払っている。
だからこう言うんです。
「キレイゴトばかり言うな！」と。
それでも若い世代からそれを見ると、「結局自分のダメでしょ？」と感じるはずだ。
個の時代と言うが、これは“自分のことだけ”を考えているのではなく、それがより広い社会のためになることだと信じているということ。
いよいよキレイゴトを実現しなければいけないのがZ世代なんじゃない？
僕たちの世代が若い頃「60歳まで我慢すれば悠々自適だ」と言われたなら、Z世代は「老後のことをしっかり考えて過ごしなさい」と言われている。
将来を考えることに割いているリソースも情報量も数倍Z世代の方が優っているんです。
たしかに、前世代の流儀では使えないのかもしれないね。
だけど、間違いなく新しい価値観で新しい社会を作ってくれるのはZ世代以降だ。
いや、価値観を更新することができた人なら、どんな世代からでも新しいキレイゴトを実現できるはずだ。
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『Z世代が社会的に評価させるのはいつ？』
▶︎海外でZ世代の解雇が目立つ
▶︎価値観変化は潮流に乗っている
▶︎Zαに頼る時代がいつか来る
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