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私がなぜ『親が学ぶキャリア教育オンラインサロン』をはじめたのか

ちょっと想いを綴らせて頂きます。
2021年の夏から、キャリア教育について親が学ぶオンラインサロン
『つくば親と子のキャリア教育アカデミー』をはじめました。
(Facebookグループ)

なぜ、これをやるのか。けっこう強い想いがあるんです。
社会にとって必要なことであり、私にできる形であり、私の夢を乗せたものです。

キャリア教育は学校だけに任せてはいけない

まず、私はキャリアコンサルタントですが、それ以前は中小企業で10年以上人事に携わっていました。
その中では採用も行うわけですが、特に新卒採用をしていると“ある問題”がふつふつと湧き上がり確信に変わっていきました。

『やりたいことを持たずに社会に出ないといけない日本人』

私は海外旅行が好きで、カンボジアでは物乞いをする子供たちを見てきました。やっていることは物乞いだけど、彼らの目は輝いている。
でも日本では、働いている大人の目さえ輝かず、今就活をしようとしている若者たちは“やりたくもない仕事”に向かって自己アピールをする。

「なんだ、この違和感は?」

ずっと感じていた日本社会に対するモヤモヤ。
そして会社を退職し、キャリアコンサルタントの勉強をしてハッとしました。
キャリアの理論、考え方、いずれ来る危機、カウンセリングの手法・・・

『どうしてこれを学校で教えてくれなかったんだろう』

きっとこれを全社会人が知ったら、みんなが幸せに向かっていけると思った。
だけど現実には、【社会と学校の分断】がある。

じつは、偉い人はすごいもので、すでに学校でキャリアについての学びをはじめようとしている。
それが『キャリア教育』です。

2020年から小学校で新しい学習指導要領に変わり、2021年から中学校、2022年には高校で学びが変わっていきます。
『生きる力』という、私も心から共感できる方針です。

生きる力

私がどこに問題を感じたか?
なぜ、学校に任せず、私がやらないといけないと思ったか?

教育が変わる理由や目的を、ほとんどの親は知らないですよね!?
何のために教育が変わるのか、社会は知らずに今までと同じ採用手法を繰り返す。
ということは、学校だけが上手くいっても社会は変わらない。
子供たちが迷ってしまう。

では学校はというと、なぜ文部科学省に「アクティブラーニングをしなさい」と言われているのかを本質的に理解できず教えないといけない。
先生は社会のリアルを知らされていないわけですから。
しかも先生は忙し過ぎて、新しくやることばかり増えてももう手一杯。
教育畑ではない私でも分かる。「今の学校の構造では無理だ」

しかし受験がある限り、今の構造を変えるわけにはいかない。
社会、学校、大学、すべてが同時多発的に変わることが必要なんだ。

だから『学校と社会と家庭を繋ぐ第四者の存在が必要だ』と思いました。
親だって忙しい、学校だって忙しい、その間で情報共有をする者があり、両者に理解やふわっと“ゆとり”が生まれることで、柔軟に変わっていくことが可能になる。

【学校・社会・家庭】分断された3つを繋ぐ者でありたい。

例えば、受験に変わるポートフォリオを子供が持つことで学歴社会はやっと終わる。
だけど、学校でやっている「キャリアパスポート」では不十分なんだ。
だって、“夢”の欄に“職業名”を書かせてしまうんだから…

「そうじゃないんだ。」キャリアコンサルタントなら、みんながそう思う。

キャリア教育を学ばないといけないのは、キャリアを学ばないといけないのは、大人の方なんじゃないのか?

そう思うからです。

私にできることだから

じゃあ、私はどうだろう。
社会で起こっているリアルな問題を、採用と人事の現場で肌で感じてきた。
そしてキャリアについて学び、専門家となり、今も多くの人のキャリア形成を支援している。
何よりも問題意識がとても強い。なんとかしたいと本気で思う。

しかも、子供が2020年に小学校6年生、2021年に中学校と、“新しい学習指導要領と同時に進学”しているという偶然。
さらに私の住むつくば市は、キャリア教育に真剣に取り組んでいるときた。

もう、運命的なものすら感じたんです。

『僕はキャリア教育をやりたい』

そう思ったし、生意気だけど『自分だからできることだ』とも思っています。


最初は塾をやろうかと考えた。
でも、何かが違う。

塾で子供たちに教えても、限られた人数でしかない。
何より、大人が変わらないと意味がないじゃないかと。

だから、『親が学ぶ』です。


でも、そんな仕事はどこにも存在しないんですね。
教育委員会の方と話をしても予算は下りそうにない。
先生は忙しいから学校の外部でやらないと意味がないけど、そこには予算が下りないから持続可能性がない。

じつは、新しい学習指導要領の中には「地域社会との連携」と明記されています。
でも予算が下りないということは、一般企業や地域が介入し、それが持続する形にはならないんです。

『だったら、自分でキャリア教育の予算を作ればいい』

それと、私は2年間ずっとブログを毎日2000~3000文字で書いていました。
アイデアや拡散思考が止まらない性格なんです。

じゃあ、キャリア教育やキャリアについて、採用や人事について自分の専門分野を毎日記事にして、本一冊より安い980円ぐらいだったら十分価値に感じでくれるんじゃないか。

『それなら、オンラインサロンだ』

メンバーが1000人もいれば、価値を提供しながらもみなさんから頂いた予算を使ってキャリア教育ができる。
しかも私のアイデアをシェアし、みんながキャリア教育をビジネスとして立ち上げてくれたら、キャリア教育をサステナブルに実行する街が実現するじゃないか。

理想は大きいです。
でも、これが本気で僕が実現したい夢です。

仲間が必要だから

私にできることは、キャリア教育の情報を集め、研究し、オンラインサロンで最新の記事を書き、アイデアを生み、コミュニティを形成し、時には思い切ってやってみたりすることです。

だけど、一人でキャリア教育の充実した地域をつくることは出来ません。

それに、つくばだけがよければいいとも思っていません。
日本全国で、同じ想いを持った人が増えてくれたら、もっと変化は加速する。

ただ知ってもらうだけでもきっと子供のキャリアはひらく。
一緒にキャリア教育を展開してくれたら地域のキャリアはひらく。
そんな地域がポツリポツリと増えていく未来を、私は想像したい。

「キャリア教育は大切だ」と思ってくれる仲間が必要です。

だから私は、毎日オンラインサロンで想いを発信し続けます。
一人では実現できないから、想いを発信し続けたいんです。

もしも共感いただいたら、ぜひメンバーになってください。
一緒に学び、キャリア教育を盛り上げていきましょう!
ご参加お待ちしています!

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