星降る宵の
夜目に輝く 紅蓮の花は
毒の衣を身に纏い
心焦がして 秋毎に
その身の業が尽きるまで
夜露にまみれて 泣いて咲く

想い疲れた旅人が 水際に忘れた ため息を
思うて今宵も泣いて咲く

飽かずに眺める 秋色の空
素足に冷たい 波際で
何を思うて揺れてみる
華陽炎の道標
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拙い文章です。サポート頂くことは考えておりませんが お心遣い下さった方へ、心から感謝申し上げます どうかこれからも暖かく見守っていただけますように。